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JavaScriptフレームワーク「Angular 4.0.0」がリリース

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 JavaScriptフレームワークAngularJSの最新メジャーリリースとなる「Angular 4.0.0」が、GoogleをはじめとするAngularJS開発チームによって、3月23日(現地時間)に公開された。同バージョンは、バージョン2.x.xとの後方互換性を備えている。

 「Angular 4.0.0」では、AOTコンパイラの改良によって生成されるコードのサイズを60%程度削減するとともに、アニメーション関連機能をコアパッケージから分離したため、アニメーション機能を利用しない場合はさらなるサイズ削減が期待できる。

 新機能としては、*ngIfおよび*ngForが改良され、if/else形式の記述とローカル変数の使用が可能になった。さらに、これまではコミュニティベースのプロジェクトだった、サーバサイドでの実行環境であるUniversalとの統合や、TypeScript 2.1/2.2との互換、テンプレートにおける問題を見つけやすくするソースマップ機能などが新たに搭載されている。

 パッケージ面では、フラット化されたECMAScriptモジュール(Flat ESM/FESM)が採用され、生成コードのサイズ削減やビルドなどの高速化を実現したほか、試験的な実装としてES2015形式のFlat ESMと、クロージャへの対応が追加された。

 既知の問題点としては、TypeScriptのstrictNullChecks設定との互換性が挙げられる。この問題は、RC版の段階で発見されていたが、解決にはまだ時間を要すると思われる。


【関連リンク】
AngularJS(英語)

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https://codezine.jp/article/detail/10067 2017/03/24 14:00

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