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IoT Starter Studio

Bluetooth搭載LED照明「PLAYBULB」をWeb Bluetoothを使ってLチカさせてみよう

IoT Starter Studio 第19回

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 本連載では、IoTハックに興味のある人に向けて、ハッカブルなIoTデバイスを紹介していきます。今回は、スマートIoT照明「PLAYBULB」を活用して、おうちハックにチャレンジします。

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 こんにちは、dotstudioで代表兼エンジニアをやっているのびすけ(@n0bisuke)です。

 モノとインターネットを繋げる「IoT」という言葉が度々話題に出るようになりました。しかし、実際にIoTの楽しさや便利さを感じられるのは、自分の生活での不便さを解消したその瞬間だと僕は思っています。

 今回は、おそらく全ての人が家で最も使うであろう「照明」を使ったハックを紹介します。過去の記事(プログラマブルなスマートIoT照明「Hue」でおうちハックにチャレンジしてみよう)ではHueを紹介しましたが、今回は別のプロダクトです。

PLAYBULBとは

 今回紹介するのは、MiPowが販売しているスマート照明「PLAYBULB」です。PLAYBULBはシリーズ名で現在は9種類程が発売されています。今回使う「PLAYBULB color」は一般的な電球と同じ大きさなので、家の電球と差し替えて利用できます。ちなみにPLAYBULB colorはスピーカー機能も搭載していますが、今回は割愛します。仕様は以下になります。

PLAYBULB

  • 正式名称:PLAYBULB color(ぷれいばるぶ からー)
  • 電源供給方法:照明の電球ソケット (口金: E26/E27)
  • Ethernet:非搭載
  • Wi-Fi:非搭載
  • Bluetooth:Bluetooth Low Energy搭載
  • 税込価格:7,560円

スマートフォンから照明と音楽を制御可能

 スマートフォンのアプリで照明のオンオフや色、音楽を制御することができます。

 スピーカー機能は調子が悪いとのレビューが多いので、利用の際はこちらを参考にしましょう。

Hueと比べて安価でブリッジデバイス不要

 以前紹介したHueは、ブリッジを部屋のWi-Fiに接続し、ブリッジと電球が通信をする方式でした。通信性は安定していますが、ブリッジを用意する必要があり、比較的費用が増してしまいます。

 PLAYBULB colorや(筆者が確認した)他のPLAYBULBシリーズは単体で動作し、比較的安価に購入できます。

Bluetooth Low Energy搭載でハックが可能

 PLAYBULBはBluetooth Low Energy(以下、BLE)でスマートフォンなどと通信します。BLEの仕様をSDKなどで公開している方もいて、Node.jsやWebBluetoothを利用してハックすることが可能になっています。

 ちなみに、公式でBLEハックを許可しているかは不明なので、試す際は自己判断でお願いします。

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この記事の著者

菅原のびすけ(dotstudio株式会社)(スガワラ ノビスケ)

 日本最大規模のIoTコミュニティ「IoTLT」主催。岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科を卒業後、株式会社LIGでWebエンジニアとして入社し、Web開発に携わる。2016年にdotstudio株式会社を立ち上げ、今はIoT領域を中心に活動している。JavaScript RoboticsコミュニティNodeBotsの主催や、IoTバックエンドサービスであるMilkcocoaのエバンジェリストとしても活動中。共著: 『JavaScriptでインタラクティブ3Dコンテンツを作ろう』 共著: 『現場のプロが教える WEBデザイン 新・スタンダードテクニック37』 共著: 『フロントエンドエンジニアのための現在とこれからの必須知識』twitter: @n0bisuke URL: dotstudioのプロフィールページ

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/10292 2017/07/13 14:00

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