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「Ubuntu 19.10」リリース、エッジでのKubernetes、AI/ML開発環境も強化

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 英Canonicalは、Linuxディストリビューションの1つである「Ubuntu 19.10」を、10月18日にリリースした。

 「Ubuntu 19.10」では、MicroK8sが厳密に隔離されており、エッジゲートウェイに理想的な小さなフットプリントの中で、完全な分離とセキュリティが確保された本番稼働グレードのKubernetes環境が保証される。Istio、Knative、CoreDNS、Prometheus、JaegerといったMicroK8sアドオンは、単一のコマンドによるエッジでのセキュアなデプロイが可能になっている。

 また、新たなアーキテクチャとして「Raspberry Pi 4 Model B」をサポートしており、開発者はMicroK8sを使ってエッジでワークロードを調整するために十分な能力を備えた、低コストのボードコンピュータを手に入れられる。

 さらに、OpenStackの20番目のリリースである、Charmed OpenStackのリリース「Train」を搭載し、「Train」のライブマイグレーションによってOSをシャットダウンすることなくハイパーバイザ間でのマシン移行が可能なので、NUMAトポロジ、ピニングされたCPU、SR-IOVポートの接続、ヒュージページの構成といった通信事業者特有の環境でも、ライブマイグレーションを実現できる。

 ほかにも、KubuflowがMicroK8sのアドオンとして使用可能になり、機械学習(ML)およびAI機能が強化されるとともに、ISOイメージにNVIDIAドライバが組み込まれ、NVIDIAハードウェアを使用するゲームユーザーやAI/機械学習ユーザーのパフォーマンスや全体のエクスペリエンスを向上し、手動インストールの必要がなくなった。また、デスクトップ環境には「GNOME 3.34」を採用したほか、実験的なデスクトップインストーラのオプションとして、ルートパーティションでのZFSをネイティブでサポートしている。

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https://codezine.jp/article/detail/11786 2019/10/18 15:07

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