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「Vue.js v3.0」がリリース、「Composition API」などの新機能を導入

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 ユーザーインターフェース構築のための、オープンソースのJavaScriptフレームワーク最新版「Vue.js v3.0」(コードネームは“One Piece”)が、9月18日(現地時間)にリリースされた。

 「Vue.js v3.0」では、新たにコアをモジュールのコレクションに書き直すことで保守性を向上するとともに、エンドユーザーによるツリーシェイクを用いたランタイムサイズの大幅な削減を可能にしている。

 コンパイラはカスタムAST変換をサポートしており、コアランタイムはネイティブモバイルやWebGL、ターミナルといったさまざまなレンダーターゲットに対応するカスタムレンダラーを作成するためのファーストクラスAPIを提供する。

 さらに、Vue.jsのリアクティブシステムへの直接アクセスを提供する関数をエクスポートし、スタンドアロンパッケージとして使用可能な@vue/reactivityモジュールが追加されており、他のテンプレートソリューションと組み合わせての使用や、UI以外のシナリオでの使用が可能になっている。

 なお、2.xオブジェクトベースのAPIは、「Vue.js v3.0」の影響をほとんど受けないが、「Vue.js v3.0」には大規模アプリケーションでの使用時の問題点を解消するためのComposition APIが導入されており、同APIは@vue/composition-apiプラグインを通じてVue 2.xでも使用できる。

 そのほか、「Vue.js v3.0」ではバンドルサイズの削減、イニシャルレンダリングの高速化、メモリ使用量の削減といったパフォーマンスの改善などが行われた。

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https://codezine.jp/article/detail/12929 2020/09/25 17:00

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