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Slackで制作過程をオープンに formrun・Brianさんがサービス開発におけるコミュニケーションを語る

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 「マーケティングとテクノロジーで問題解決する」をビジョンに掲げるベーシック。オールインワン型BtoBマーケティングツール「ferret One」、ウェブマーケティングメディア「ferret」を運営するなどマーケティングに強みをもつ同社が展開しているのが、フォーム作成管理ツール「formrun」。2016年12月にサービスを開始して以来、累計ユーザー数は84,000を超える(2020年12月時点)。今回はformrunのチームで唯一のデザイナーとして活躍するBrianさんに話を聞いた。チームで開発を進めるために意識していること、またそのためのコミュニケーションにおける工夫とは。

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エンジニアではなくデザイナーへ キャリアの方向性が見えたきっかけとは

――まずは、Brianさんのご経歴から教えていただけますか?

山口県出身で、福岡工業大学短期大学部に入学したのち、九州工業大学の情報工学部 電子情報工学科に3年次編入。大学ではずっとエンジニアリングの勉強をしていました。

もともと周りの友達からは“パソコン得意キャラ”で認知されていたのですが、短大1年生のとき、地元の高校の同級生から「パソコン得意だからフリーペーパーのデザインやらない?」と声をかけてもらったことがデザインとの最初の出会いです。デザインを勉強したことはありませんでしたが、IllustratorやInDesign、Photoshopなどのツールを試行錯誤し使いながらデザインを作っていました。

九州工業大学に編入したときにはプログラミングを深めたいと思い参加したサークルで「デザインを少しやっていました」という自己紹介をしたことで「デザインできるならUIをやってほしい」と先輩に言われてしまい、UIデザインに取り組むことに(笑)。そこで初めて、いままで学んできたプログラミングの領域と、ただの趣味として捉えていたデザインの知識がハマるポイントが見つかったように感じ、デザインに楽しさを覚えました。

もともとはエンジニアになりたかったですし、プログラミングももちろん嫌いではありませんでしたが、プログラミングにのめり込んでいた友人と比べると、自分はそこまでではないとも感じていたんですよね。僕自身、デザインのほうがアウトプットの力としては強いのではないかと思っていましたし、所属していたサークルでのチーム開発で異なる強みをもったチームメンバーの一員としてプロダクト開発に取り組む方が性に合っているような気がしました。

その後、アプリコンテストで優勝したり、ハッカソンで賞をいただくといった体験もしたことで、僕のフィールドはウェブサービスのデザイン領域ではないかと確信。それを機に、デザイナーとしてITのUIデザインに携われる会社を目指すようになりました。

――新卒で入社した会社では、どのような業務を行っていたのですか?

最初に入社したのはC向けのスマートフォングッズ開発や、ECのSaaS型プラットフォーム「ネクストエンジン」の運営・開発などを行っているHameeです。

当初配属になったデザイン部は社内で取り扱われるデザイン全般の制作を行う部署で、僕はECのバナーやチラシをはじめ、フリーペーパー制作時の知見を活かし、商品カタログなどの冊子デザインを担当していました。途中からもう少しウェブサービスにコミットしたいという思いから開発部に異動。そのタイミングで当時の上司とUI/UX改善チームを立ち上げ、データ分析をしながらUIやUXの改善に携わっていました。

Hameeには新卒で入社して3年ほど在籍しましたが、転職のひとつのきっかけとなったのは、3年というタイミングで、自分の価値を見直したいと思ったことです。いろいろなサービスについて調べていく中でいちばん転職で重視していたのは“人”です。サービス自体を好きになることができるかももちろん大切ですが、チームでサービスを作ることができ、お互いが主体性をもって助け合いながら働きたい――。そう考えていたときにたまたま出会ったのが、現在携わっているベーシックのformrunでした。

この記事の続きは、「CreatorZine」に掲載しています。 こちらよりご覧ください。

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https://codezine.jp/article/detail/13985 2021/04/16 08:00

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