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OktaとAuth0、IDとアクセス管理のための新機能でカスタマーアイデンティティを促進

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 アイデンティティ管理のサービスプロバイダーであるOktaは、同社とAuth0が提供するカスタマーアイデンティティとアクセス管理(以下、CIAM)製品の新機能「Device Authorization Grant(デバイスオーソライゼーショングラント)」、「Branding(ブランディング)」、「Custom Administration(カスタムアドミニストレーション)」を10月15日に発表した。

 デバイスやアプリケーション間で、安全で優れたデジタル体験を提供するためには、アプリケーションごとのカスタマイズ、特定のコーディング、環境において進化し続ける脅威から守るための追加のセキュリティ対策が必要となる。特に、組織が安全でスムーズな体験を構築するための共通の基盤としての、アイデンティティ・ファーストなセキュリティが求められていることから、CIAMへの需要が高まっている。

 今回の新機能発表は、5月にAuth0の買収が完了してから初めての合同イベントとなった同社の年次イベント「Showcase21」で行われ、CIAM市場を共同で成長させるためのビジョンを共有すると共に、以下の新機能がリリースされた。

Device Authorization Grant

 スマートTVアプリ、スマートスピーカー、キオスク端末など入力制限のあるデバイス、共有デバイス、IoTデバイスにおけるエンドユーザーの登録とアクセスを簡素化し、安全性を高めることで、ユーザー体験を向上させ、放置された登録を減らし、インターフェースに関係なくユーザーのセキュリティを向上させる。

Branding

 ログインページ、エラーページ、メールテンプレートに一貫したブランディングを施すことで、開発者の時間を無駄にすることなく、コミュニケーションを図り、稼働するまでの時間を短縮することができる。カスタムコードを追加することなくブランドテンプレートを取り入れることができるため、簡単に導入が可能。

Custom Administrator Roles

 どのユーザーが何にアクセスしているかというガバナンスに費やす時間を減らし、ビジネスを促進するための課題に集中することができる。管理者がユーザー、グループ、アプリケーションを管理するための詳細なロールを作成することで、最小特権の原則に従うことができる。また、それぞれの組織構造に合った柔軟な管理手法を簡単に適用でき、各管理者が必要とする適切なレベルのアクセス権を保持することができる。

 上記の機能は、現在早期アクセスが可能となっている。一般提供については、「Device Authorization Grant」と「Branding」が2021年第4四半期を、「Custom Administrator Roles」が2022年第2四半期を予定している。

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https://codezine.jp/article/detail/15042 2021/10/18 18:27

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