新卒時の就職活動で最も重視したのは「勤務地」が約4割、レバテックルーキーが社会人エンジニア300名に「企業の選び方調査」を実施

　レバテックが運営するITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェント「レバテックルーキー」は、新卒でエンジニアとして入社した20代から30代の社会人エンジニア300名を対象に実施した「企業の選び方調査」の結果を、2月7日に公開した。

　本調査は、2022年12月27日〜12月28日に実施され、20代から30代の社会人エンジニア300名から有効回答を得ている。

　社会人エンジニアが、新卒時の就職活動で最も重視した企業選びの判断軸は「勤務地（41.0％）」となった。次いで、「職場の雰囲気（30.7％）」「給与（27.7％）」「事業内容（27.3％）」と回答が続いた。

　一方で、最も回答数が少なかったのは「評価制度（0.7％）」、次いで「勤務時間（3.7％）」「残業時間（4.0％）」という結果になった。

　社会人エンジニアのうち、新卒での就職活動に対して「後悔している」と回答した人は、全体の42.3％という結果になった。

　また、社会人エンジニアが新卒としてもう一度就職活動をするならば、最も重視したい企業選びの判断軸の1位は「給与（56.3％）」だった。次いで、「福利厚生（27.7％）」「業務内容（24.3％）」と回答が続いた。社会人エンジニアに向けた転職意識調査では、転職理由1位は「収入アップのため（42.4％）」となり、エンジニアの企業選びでは給与が特に重視されている。

　社会人エンジニアが選ぶ、今後の企業選びで妥協できる条件1位は「ネームバリュー（43.3％）」となった。次いで「会社の規模（34.0％）」「ミッション・ビジョンへの共感（26.3％）」となった。

　社会人エンジニアのうち、新卒での就職活動時にエンジニアに関する知識を有する人に相談できていたのは、全体の15.7％となった。

　相談できていた人のうち、就職活動に関する相談相手として最も多かったのは「友人や知人（44.7％）」。次いで「社会人エンジニア（40.4％）」「卒業した学校の先輩やOBOG（38.3％）」という結果になった。

　また、社会人エンジニアが選ぶ、新卒の就職活動に関する最適な相談相手は「社会人エンジニア（64.3％）」だった。次いで、「卒業した学校の先輩やOBOG（31.7％）」「就活エージェント（30.7％）」と続いた。