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Google、ソースコード検索サービス「Code Search」に新機能を追加

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Googleは10日、ソースコード検索サービス「Code Search」に新機能を追加した。ジャンプ機能やリンク機能が強化され、ユーザビリティが向上している。

 Googleは10日、ソースコード検索サービス「Code Search」に新機能を追加した。

 「Code Search」は、インターネット上に公開されているソースコードを検索して、関数の定義やサンプルコードを探すことができるサービス。テキストだけでなく、「.tar」や「.zip」のようなアーカイブ内も検索できるほか、CVSリポジトリやSubversionリポジトリも検索可能となっている。

 今回新たに、ソース内で使われているメソッドや変数などを表示することができる「アウトライン」タブが追加された。従来のCode Searchでは、ファイル単位での表示のみであったが、今回追加された「アウトライン」タブをクリックすることで、そのファイル内で利用されているメソッドなどが一覧で表示されるようになった。各メソッドをクリックすることで、ファイル内の該当箇所へジャンプできる。

新たに画面左側の「アウトライン」タブと、include文の後にある対象ファイルへの「リンク機能」が追加された
新たに画面左側の「アウトライン」タブと、include文の後にある対象ファイルへの「リンク機能」が追加された

 また、同一パッケージ内であればinclude文やimport文で呼び出しているファイルへ直接移動できるリンク機能も追加されている。ソース内のリンクをクリックすることで対象ファイルへ直接移動することができ、いちいち探す手間が必要なくなった。

 検索機能に関しては、クラス名または関数名のみを検索できる「class:」演算子と「function:」演算子が利用可能になった。特定のクラスや関数の使い方などを知りたい時に、活用することができる。

 なお、「アウトライン」タブが対応する言語はJava、C、 C++、 C#、Python、JavaScript、Pascal。リンク機能が対応する言語はJava、C、C++、Pythonとなっており、その他の言語パッケージでは表示されない。

 
【関連リンク】
Google Code Search
Code Search: Improved browsing and new search operators:Google Code Blog

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この記事の著者

松藤 壯太(編集部)(マツフジ ソウタ)

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https://codezine.jp/article/detail/2810 2008/07/14 18:08

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