ゼンド・ジャパン株式会社は26日、PHP向け統合開発環境の最新版「Zend Studio 7 日本語版」を発売開始した。
Eclipseをベースにしており、専用エディタやデバッガ、プロファイラなど、PHPで高品質のWebアプリケーションを効率よく開発するための様々な機能が実装されている。
イスラエルZend社は、Eclipse向けの無償プラグインである「PDT」（PHP Development Tools）の開発にもコミットしており、その成果がZend Studioにも反映されている。
主な新機能として、最新安定版のPHP 5.3をサポートした他、タスク管理ツールのMylynや、ソースコードを圧縮ファイルで管理するPhar（PHP Archive）へ対応した。ベースにEclipse 3.5を採用し、モジュールの最適化を行ったことで、起動時間や各種動作時間を従来の50％削減し、軽快な操作性を実現している。
価格は年間ライセンスが税込47,040円から。発売記念キャンペーンとして2010年6月30日までは41,790円で購入でき、教育・研究機関向けのアカデミックライセンスや従来のバージョンからのアップグレードライセンスも用意されている。
全ての機能を30日間試用できる無償体験版も、5月10日から同社のWebサイトでダウンロード提供開始される予定。
【関連リンク】
・Zend Studio for Eclipse 日本語版
・ゼンド・ジャパン株式会社
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