SunはGPLv2ライセンスに基づきJavaプラットフォームをオープンソース化すると発表した。NetBeansとJava.netのコミュニティを通じて公開する。
米Sun Microsystemsは現地時間の11月13日、JavaプラットフォームのソースコードをGPLv2ライセンスに基づきオープンソースとして提供することを発表した。ソースコードはFree and Open Source Javaより入手することができる。
Java SEでは、仮想マシンであるJava VMやランタイム環境であるJREのコアコンポーネントが含まれる「Java HotSpot」、コンパイラの「javac」、ドキュメンテーション・システムである「JavaHelp」のソースコードが公開される。また、Java Development Kit（JDK）についても、2007年第1四半期に公開を予定している。
Java MEについてはソースコードに加え、SunのJava ME互換性テストの基盤をなすJava MEテストおよび互換性キットのフレームワークも提供する。さらにJava Device Test Suiteのフレームワークや、その他のソースコードも今年中に追加リリースするとしている。
Java EEに関してはすでにCDDLによるソースコード公開が行われているが、Sunは二重のオープンソース・ライセンスを採用するとしており、2007年第1四半期には、CDDLに加えて新たにGPLv2に基づく入手も可能になる。
プレスリリース（原文）：Sun Open Sources Java Platform and Releases Source Code Under GPL License Via NetBeans and Java.net Communities
プレスリリース（邦訳）：米国サンがJavaプラットフォームをオープンソース化、GPLライセンスに基づきNetBeansとJava.netのコミュニティを通じてソースコードを公開
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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