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.NET以前に使用していたOCXやDLLの使い方

過去の資産の活用

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過去に購入したり作成したりした、Microsoft Comm Control (MSComm) やグレープシティ社製品のSPREAD、VS-View、VS-FlexGridなどのOCXやDLLを、Visual Studio .Netで再利用する方法を紹介します。

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はじめに

 Visual Studio .NET (以下、VS.NET) 以前のVisual Studioで使用していたMicrosoft Comm Control (MSComm) やグレープシティ社製品のSPREAD、VS-View、VS-FlexGridなどのOCXやDLLをVS.NETで使いたいと思った事はありませんか? 本稿では、過去に購入したり、作成したりしたOCXやDLLをツールボックスに追加して利用する方法を紹介します。

注意事項
 動作保証はされていませんし、サポートもされていませんので、使用する際にはくれぐれも自己責任でお願いします。また、調査の結果、グレープシティ社製品のActiveReportsはかなりの努力と根性、時間、技術が必要と思われますので、別の方法を考えたほうが良いかと思います。例えば、ActiveReports for .NETを購入するとか…(回し者ではありません)

対象読者

 Visual Studio .NETを使用している開発者。

必要な環境

 Visual Studio .NET 2002 / 2003

利用方法

  1. ツールボックスの[Windowsフォーム]のところで右クリックをし、出てきたメニューから、[アイテムの追加と削除](VS.NET 2002では[ツールボックスのカスタマイズ])を選んでください(図1参照)。
  2. 図1 [アイテムの追加と削除]コマンド(VS.NET 2003の場合)
    図1 [アイテムの追加と削除]コマンド(VS.NET 2003の場合)
  3. [ツールボックスのカスタマイズ]ダイアログが表示されますので、[COM コンポーネント]タブを押します(図2参照)。VB6風だと、[プロジェクト]メニューの[コンポーネントを選択]と解釈していただくと、わかりやすいかもしれませんね。
  4. 図2 [COM コンポーネント]
    図2 [COM コンポーネント]
  5. あとは、「SPREAD」だったら、「FarPoint SPREAD…」など、使いたいOCXやDLLを選んでいただければ、使用可能になります。
補足説明
 ソリューションエクスプローラの[参照設定]から追加する方法もありますが、ツールボックスには登録されませんので、コントロールをツールボックスから選択して貼り付けたい場合は、1~3の手順で行ってください。

参考資料

 この記事は、筆者のホームページで発表されているものを再構成したものです。より多くの方に利用してもらおうと考え、こちらにも投稿させていただきました。

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この記事の著者

ぺがらぼ(ペガラボ)

Microsoft MVP for Visual Developer - Visual Basic.NETに限らず、様々な分野で技術研究をしている「ぺがらぼ」の管理人。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/89 2008/09/01 18:48

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