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ソフトとハードのつくり手が自由につながるIoTプラットフォーム「Linking」の概要と使い方

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Linkingアプリと周辺デバイスの接続

 Linkingアプリと周辺デバイスとの接続方法について説明します。Linkingアプリでは、デバイスとの接続状態を確認することができます。

 周辺デバイスとLinkingアプリを連携するには、まずダウンロードしたLinkingアプリを起動します。初回起動時には利用規約画面が表示されます。内容をよく確認してから同意し、次に進んでください。

 Linkingアプリを起動すると以下のような画面が表示されます。

 Linking対応デバイスと接続するには、「接続デバイスの検索」をタップして、デバイスを検索します。Bluetoothの設定がOFFだった場合には、ONに設定するダイアログが表示されます。

図13 起動画面
図13 起動画面

 見つかったデバイスを選択して、注意事項をよく読んで接続を開始します。

図14 デバイス検索結果(左)、接続確認画面(右)
図14 デバイス検索結果(左)、接続確認画面(右)

 これで周辺デバイスとの接続は完了しました。次回から、Linkingアプリを起動する場合は図15のように表示されます。

 ON/OFFのトグルスイッチを切り替えることで、接続のON/OFFを切り替えることができます。

図15 接続中(左)、切断状態(右)
図15 接続中(左)、切断状態(右)

 ビーコンの連携も同様にトグルのON/OFFで切り替えることができます。ビーコンとの連携は、周辺デバイスと接続していなくても利用可能です。

図16 ビーコン機能有効確認(左)、ビーコン機能有効状態(右)
図16 ビーコン機能有効確認(左)、ビーコン機能有効状態(右)

 「ビーコンデバイス」をタップすることで、ビーコンデバイス機能を利用できるアプリを確認することができます。

図17 ビーコンデバイス利用アプリの確認
図17 ビーコンデバイス利用アプリの確認

 次に、接続したデバイスからの通知を許可するアプリを設定します。

 接続したデバイスをタップすると、図18の設定画面に移動します。この画面で、通知を許可したいアプリのトグルスイッチをONにすることで、デバイスからの通知を受信することができるようになります。

図18 通知状態の設定
図18 通知状態の設定

 Linkingアプリからの通知を受けるには、サービスアプリのマニフェストファイルに以下のように周辺機器通知対応の宣言を記載しておく必要があります。

AndroidManifest.xml
<application
   ~中略~
   <meta-data
     android:name="com.nttdocomo.android.smartdeviceagent.feature.support"
     android:value="true" />
   ~中略~
</application>

 以上で、デバイスとLinkingの接続は完了しました。

 また、アプリケーションから起動する場合は以下の通りです。Define#SDA_PACKAGEにLinkingのパッケージ名が定義されていますので、指定する場合はそちらを使用して起動させます。

使用例
import com.nttdocomo.android.sdaiflib.Define;

PackageManager pm = getPackageManager();
Intent i = pm.getLaunchIntentForPackage(Define.SDA_PACKAGE);
if (i != null) {
    startActivity(i);
} else {
    Toast.makeText(this, "Linkingアプリがインストールされていません。", Toast.LENGTH_LONG).show();
}

次のページ
Linkingアプリ接続/切断検知方法

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この記事の著者

株式会社ブリリアントサービス 角野 宏樹(カクノ ヒロキ)

 1990年生まれ。神戸電子専門学校のゲーム学科を卒業後、Androidの仕事がしたいと思い株式会社ブリリアントサービスに就職。中学、高校時代にバレーボールで培った体力を元にAndroidアプリを中心としたスマートフォン開発事業に携わっている。バレーボールとロードバイクとアニメが趣味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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