SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Bluemixではじめてみよう! 「IoT→クラウド」データ活用アプリケーション開発(AD)

やっぱりモノをつなげて体験しよう! Arduino YUNとBluemixではじめるIoT入門

Bluemixではじめてみよう! 「IoT→クラウド」データ活用アプリケーション開発 【第1回】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Arduino YUNのWi-Fi設定

購入直後のArduino YUNは、次の手順でWi-Fi接続をおこなう必要があります。

最初に、PC上にArduino開発環境をインストールします。Arduino YUNを使う場合、http://arduino.cc/からではなく、http://arduino.org/からダウンロードする必要があります。

ブラウザから「http://arduino.org/」を開き、「Software」を選択します。

arduino.orgのトップページ
arduino.orgのトップページ

Arduino End-User License Agreementを確認し、Arduino IDEセクションの「Windows: Zip file(for non-administrator install)」リンクを押下して、Zipファイルをダウンロードします。

Arduino IDEのダウンロード
Arduino IDEのダウンロード

取得したZipファイルを展開し、c:\tools\arduino-1.7.8など適当なディレクトリへ配置します。

次に Arduino YUNを開封し、マイコンボード裏面のシールに書かれたMACアドレスを書き留めておきます。次の写真右上部12桁がMACアドレスです。

Arduino YUNのMACアドレスを確認
Arduino YUNのMACアドレスを確認

Arduino YUN側のmicroBコネクタとPC側のUSBコネクタをケーブルで接続します。ドライバへのパスを要求された場合、Arduino IDEの展開先ディレクトリ内にあるdriversディレクトリを指定してください。

Arduino YUNが正常に接続されたことを確認したら、PCのWi-Fi接続先を「Arduino Yun-<macアドレス>」に変更します。

Arduino YUNと直接Wi-Fi接続
Arduino YUNと直接Wi-Fi接続

ブラウザから「http://arduino.local/」もしくは「http://192.168.240.1/」を開きます。インターネット接続設定でプロクシを設定している場合は、解除してください。

Arduino YUNパスワード入力画面
Arduino YUNパスワード入力画面

PASSWORD欄にデフォルトパスワード「arduino」と入力し、[LOG IN]ボタンを押します。

Arduino YUN接続状況確認画面
Arduino YUN接続状況確認画面

[CONFIGURE]ボタンを押して、設定変更画面へ遷移します。

YUN BOARD CONFIGURATIONセクションのPASSWORD欄とCONFIRM PASSWORD欄に新しいパスワード文字列を入力し、TIMEZONE欄を「Asia/Tokyo」に変更します。

WIRELESS PARAMETERSセクションのDETECTED WIRELESS NETWORKS欄から接続先Wi-FiルータのSSID名を選択します。SSID選択後、WIRELESS NAME欄、SECURITY欄は自動的にセットされます。

WIRELESS PARAMETERSセクションの設定
WIRELESS PARAMETERSセクションの設定

PASSWORD欄へパスワード文字列を入力し、[CONFIGURE & RESTART]ボタンを押します。

プログレスバーが埋まるまで待機
プログレスバーが埋まるまで待機

プログレスバーが右端まで埋まったことを確認したら、ブラウザを終了します。

Wi-Fiを誤って設定してしまった場合は、Arduino YUN本体のUSBポート横にある[WLAN RST]ボタンを押して設定をリセットしてください。

Wi-Fi設定のリセット
Wi-Fi設定のリセット

IoTを始めたい方も・本格導入を検討中の方も:おすすめソリューションのご紹介

ビジネスのパフォーマンスを高めようとさまざまな業種・企業で、IoT活用を前提とするプロジェクトが動き始めています。ただし、検討を始めて最初に出てくるのは、こんな要望ではないでしょうか。

「最初は実験的にスタートしたいから、小さく簡単に素早く始めたい」
「実運用に移ったときには10万・100万単位のセンサ/デバイスに対応できるスケーラビリティも確保したい」

これにお応えできるサービス・製品がIBMにあります。ぜひ、下記の資料をご覧ください。(編集部)

次のページ
Quickstart上で受信確認

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Bluemixではじめてみよう! 「IoT→クラウド」データ活用アプリケーション開発連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

堀 扶(ホリ タスク)

株式会社エクサ所属、シニアITアーキテクト。おもに製造業、金融業向けのビジネスシステムの提案、設計、開発、テスト、保守に従事。その後、技術部門へ異動し、技術支援、全社標準化、先進技術調査を担当。IBM Bluemix Challenge 2015にてBluemix賞を受賞。情報処理学会、プロジェクト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/9233 2016/03/16 20:38

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング