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画像に反応してARオブジェクトが飛び出す! Wikitudeで「画像認識型AR」Androidアプリを作ってみよう

どっぷり浸かろう! Wikitude SDKで開発するARアプリの世界 第3回

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2016/04/13 14:00

 ARは、スマホのカメラで周囲の風景を映すと、その風景にデジタル的な追加情報(ARオブジェクト)を付与して表示する表現方法です。その中でも「画像認識型AR」は、緯度経度ではなくスマホのカメラに映った画像に対してデジタル的な追加情報(ARオブジェクト)を付与して表示します。Wikitude SDKを使用するとターゲット画像の解析とARオブジェクトの表示を簡単に実現できます。

目次

ターゲットの作成

 Wikitudeで画像認識型ARアプリをつくる場合、ターゲット(=アプリに認識させる画像)の作成が重要な作業になります。

図1 ターゲットの作成方法
図1 ターゲットの作成方法

 ターゲットの作成方法には次の3つがあります。画像を変換して作成したターゲットはアプリとともにデバイスに格納されるので、オフライン動作が可能になります。

表1 ターゲットの作成方法
ツール名 説明
Web Target Manager 画像をターゲットに変換してWTCファイルを作成するブラウザベースのツール
Targets API 画像をターゲットに変換するためのRESTful API
Target Enterprise Script Mac OS XとLinux環境で使える、画像をターゲットに変換できるシェルスクリプト

 これ以外にも、大規模ARアプリ開発向けサービス「Wikitude Cloud Recognition」を使って、ターゲットをクラウド上で管理する方法もあります。

Web Target Managerによるターゲット作成

 まず、グレープシティのWikitudeサイトからWikitudeアカウントを作成し、そのアカウントを使って Wikitude社のサイトにもログインするという手順になります。ログインが成功したら「Wikitude Target Manager」にアクセスして新しいプロジェクトを追加します。

図2 Web Target Manager
図2 Web Target Manager

 [プロジェクトの追加]ボタンをクリックし、プロジェクト名として、これから作るAndroidアプリのアプリケーション名と同じ名前を付けてみましょう。今回の記事では、プロジェクト名およびアプリケーション名を「CZ1603Recognition」としました。

図3 プロジェクト追加
図3 プロジェクト追加

 プロジェクトが追加できたらプロジェクト名をクリックして、ターゲット追加画面に移動します。ターゲット追加画面で、ターゲットとなる画像を登録します。画像は複数登録することもできます。

図4 ターゲット追加
図4 ターゲット追加

WTCファイルのダウンロード

 ターゲットが追加できたらダウンロードボタンをクリックしてWTCファイルを生成します。

図5 WTCファイル生成
図5 WTCファイル生成

 ファイル生成は画像の数が増えると時間がかかる場合もあるので、生成終了はメールで通知されます。メールに貼られているダウンロードリンクをクリックして、WTCファイルをダウンロードしてください。


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著者プロフィール

  • 初音玲(ハツネアキラ)

    国内SIerのSEで受託開発を主に行っています。Visual Basic + Oracleという組み合わせに関する事が得意です。 Internet of Thingsという名前もよく聞くようになってきてセンサーとクラウドという組み合わせに注目があつまっています。Kinectなどのモーションセンサー...

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連載:どっぷり浸かろう! Wikitude SDKで開発するARアプリの世界
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