米Microsoftは、ASP.NETでリアルタイムWebを可能にするライブラリ「ASP.NET SignalR 2.2.2(Preview 1)」を、4月13日(現地時間)に公開した。同リリースはサービスリリースで、ユーザーからの強い要望があった変更や、バグフィックスを含んでいる。
「ASP.NET SignalR 2.2.2(Preview 1)」では、おもな変更点として、「Azure Service Bus 3.0」のサポート、クライアントにおけるNetStandardのバージョンに関する変更、Redisのスケールアウトでの信頼性の向上が行われた。
このほか、C++クライアントは、UWPのサポート、Webプロキシの特定機能が追加、「cpprest 2.9.1」で利用するNuGetパッケージのアップデートが行われるとともに、リリースモード時に「cpprest140d_2_7.dll」を呼び出すよう変更されている。
なお、「SignalR 2.2」はあくまでサービスリリースであり、.NET Coreの新バージョンではない。現在、MicrosoftではSignalRの.NET Coreへの移植を進めており、2017年後半のリリースを予定している。
【関連リンク】
・日本マイクロソフト
・「ASP.NET SignalR」(英語)
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