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「Google Cloud Next」で感じられたGoogleの本気とは――注目の新サービスとカンファレンスの歩き方

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GCPを使いこなすエンジニアになるためには?

――このようなGoogleのテクノロジーを使いこなすには、エンジニアはどうすればいいでしょうか?

 GCPのスキルアップにおいて、資格を取ることは重要です。GCPの認定資格には、「Associate Cloud Engineer」「Professional Cloud Architect」「Professional Data Engineer」の3つの資格があります。私は日本でおそらく最初のトリプルホルダーだと思います。

 これからはクラウドを使いこなすエンジニアが本当に必要になります。オンプレミスの流れは終わっていますから、AWSかGoogleということになりますが、私はGoogleが勝つと思うので、今からGoogleに賭けておいた方がいいと思っています。

 先に資格を取って、Google Cloudの最先端の仕事をやっていれば、後から入ってきた人は基本的にその下につく形になるわけです。それに、Googleの資格は陳腐にならないように設計されていると思いますので、データエンジニアも含めてGoogleのクラウドを使いこなしながらシステムを作っていくことは将来的にもいいと思います。今、データサイエンティストはすごく高給ですが、今回のAutoMLの流れでいくと、10年後はやばいかも知れません。

Google I/Oとの違いは?

――Googleの海外カンファレンスにはどのくらい参加されているのでしょうか?

 ちょっと記憶にないですが全部で7~10回くらいだと思います。最初はカンファレンスとしててはGoogle I/Oしかなかったのですが、そこから参加し始めています。その後、エンタープライズ向けやパートナー向け、開発者向けと、イベントが切り離されてきています。

 Google Cloud Nextは、もうGoogle I/Oと変わらない規模になっていますね。どちらのイベントも、会場キャパシティはサンフランシスコのモスコーニ・サウスだけでは足りなくなってます。差別化は微妙になってきていますが、Google I/Oは企業展示がほとんどありません。グーグラーによるグーグラー含めた開発者のためイベントという感じで、開発やAndroidといった切り口がメインになります。Google Cloud Nextはビジネス展示もあるしパートナーの発表登壇もあり、ビジネスよりのソリューション切り口からのイベントという感じです。

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吉積流「カンファレンスの歩き方」

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この記事の著者

吉澤 亨史(ヨシザワ コウジ)

元自動車整備士。整備工場やガソリンスタンド所長などを経て、1996年にフリーランスライターとして独立。以後、雑誌やWebを中心に執筆活動を行う。パソコン、周辺機器、ソフトウェア、携帯電話、セキュリティ、エンタープライズ系など幅広い分野に対応。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/11076 2018/09/14 14:00

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