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Docker、Linux用Docker DesktopやDocker Compose 2.0など、新機能の追加における取り組みを紹介

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 米Dockerは、近年の「Docker Desktop」への新機能の追加における積極的な取り組みを、9月16日(現地時間)付の公式ブログ投稿にて紹介している。

 近年、Docker Desktopには開発者がアプリの構築により多くの時間を費やし、インフラストラクチャに費やす時間を短縮できるようにするために、MacやWindowsで利用可能なDocker Engine、Kubernetes、Compose、BuildKit、その他の最新アプリ開発ツールのインストール、セキュリティ、メンテナンスの複雑さを取り除くことに注力しており、ネイティブハイパーバイザへのLinux VMのインストールと保守、VM/ローカルホスト/リモートホスト間のネットワークの自動構成、マウントファイルのローカルコンテナへの透過的なバインドなどを提供してきた。

 また、2021年8月31日に発表されたDockerサブスクリプションのアップデートに対する、Dockerを利用する開発者や企業などで構成されるコミュニティからの支持が、大きな助けになっているという。

 なお、Docker Desktopの公開ロードマップのうち、ユーザーからの要望が非常に多かったLinux用のDocker Desktopは、有料のDocker Pro/Team/Businessはもちろん、無料のDocker Personalでも提供される。現時点では「Developer Preview Program」に登録することで、早期アクセスが可能となっている。また、ローカルストレージの予期せぬ事態を回避し、コンテナボリューム管理を簡素化するのに便利なDocker Desktop Volume Managementは、2021年6月にリリースされ、Docker Personalをはじめとするすべての開発者が利用できる。さらに、PythonからGo言語に書き直され、Docker Desktopでインストール/設定/保守が可能な「Docker Compose 2.0」は、AWSおよびAzureとの統合、Apple M1チップのサポート、デスクトップGPUのサポートなど開発者の多彩なニーズに応え、10月末の一般提供を予定している。

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https://codezine.jp/article/detail/14910 2021/09/22 08:00

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