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Pythonのための数値計算モジュール「NumPy 1.22.0」がリリース

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 Pythonで数値計算を効率的に行うための拡張モジュールであるNumPyの開発チームは、最新版となる「NumPy 1.22.0」をリリースしている。

 「NumPy 1.22.0」では、ndarrayのデータセグメント割り当てに使用される関数が変更できるようになるとともに、配列API標準となるnumpy.array_apiが初期実装された。また、コメントブロックからC/C++ APIリファレンスのドキュメントを生成可能になったほか、c_intpがmypyプラグイン経由でプラットフォーム固有の精度を割り当てられるようになるなど、数多くの機能追加・改善が行われている。

 一方で、非推奨となっていた文字列スタイルdtypeが削除されるとともに、npyioにおけるloads、ndfromtxt、mafromtxtが期限切れの非推奨となった。

 さらに、スペルが誤っていたnumpy.ma.mrecords.fromtextfile()のキーワード引数がdelimiterに変更され、kthのブール値のpartitionへの受け渡しが非推奨となり、np.MachArクラスが非推奨とされている。

 ほかにも、ユニバーサル関数において正しい浮動小数点エラー処理を適用するためのオプションとして-ftrapping-mathが設定されるようになるとともに、complex型のフロア分割の削除、numpy.vectorizeによる基本関数と同じ出力クラスの生成、Python 3.7サポートの廃止などが行われた。

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https://codezine.jp/article/detail/15408 2022/01/05 08:00

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