目標はデータサイエンス学習者が教材を探しやすくするサイトの構築、クラウドファンディングが開始

　データサイエンティストの育成や学習支援を手掛けるデータラーニングの村上智之さんが、データサイエンスを学びたい人と適切な学習コンテンツ（書籍）をマッチングさせるWebサイト「Data Learning Bibliography」を構築するプロジェクトを立ち上げ、そのためのクラウドファンディングを6月1日（水）に開始した。目標金額は100万円、期間は7月15日（金）までを予定している。

　データラーニングギルドの村上智之さんによる同プロジェクトで構築される予定のWebサイト「Data Learning Bibliography」では、データサイエンスを学びたい人が自分に合った学習コンテンツ（主に書籍）を探しやすくすることが目的とされている。

　プロジェクトを立ち上げたのは、同社のサービスで学習していたユーザーから「コンテンツが多すぎてどれが良いのかわからない」「自分のレベルに合った教材を探すのが大変」といった声があったことがきっかけだったという。

　このクラウドファンディングは目標金額100万円、期間は6月1日（水）から7月15日（金）まで。集められた資金はサイトデザイン費用のほか、サービス提供開始時に掲載する記事コンテンツの執筆・編集費用として利用される。

　支援のリターンには運営チャットへの招待（3000円）、サイン入り書籍（5000円）、サイト管理者になれる権利（5000円）などがある。このうちのサイン入り書籍とは、村上さんが6月20日（月）に上梓する『データ×AI人材キャリア大全』（翔泳社）のこと。

　データサイエンスを学ぶ中で教材を選ぶのに困っている、同じ道を歩もうとしている人を手助けしたい。そんなエンジニアはチェックしてみてはいかがだろうか。