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【2023年版】Android StudioのインストールとAndroidアプリの開発環境構築方法

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はじめてのAndroidアプリ作成:HelloAndroidアプリの起動

HelloAndroidアプリの起動

 これで全ての準備が整いました。最後の仕上げとして、作成したHelloAndroidアプリを起動してみます。

 Android Studioに戻り、画面上部に表示されている図54ツールバーの「Pixel 6 API 33」右横のをクリックします。

図54:Android Studioのツールバー
図54:Android Studioのツールバー

 しばらくすると、AVDの画面が図55のようになります。これが表示されると完成です!

図55:AVD上に「Hello World!」と表示されたHelloAndroidアプリ
図55:AVD上に「Hello World!」と表示されたHelloAndroidアプリ

[Note]アクションバー

 図55の画面には、アクションバーがありません。Android Studio Flamingoでの大きな変更点のひとつに、このアクションバーのないアプリテーマがデフォルトになった点も挙げることができます。

AVDの終了

 AVDを終了させる場合は、先述のように、Running Devicesツールウィンドウ内で起動している場合は、そのタブを閉じることで終了できます。独立したウィンドウの場合は、そのウィンドウを閉じるなどすれば終了できます。ただし、この方法の場合は、その終了時点での状態を保持したまま終了するため、次回AVD起動時はその状態を再現しながら起動することになります。これを、「ホットブート」といいます。

 このホットブートは、一見便利なようですが、使い続けると、AVDの動作が不安定になっていくことが多々あります。それを避けるためには、Android実機の電源を切る、つまり、シャットダウンと同じ操作を、AVDにもします。このシャットダウンされた状態からAVDを起動することを、「コールドブート」といいます。シャットダウン+コールドブートを繰り返した方が、AVDの動作は安定しています。

 Androidをシャットダウンするには、Androidのバージョンによって方法が違います。本記事で作成したAVDでは、Android13であり、Android 13のシャットダウンは、まず画面上部を下にスワイプすることで、図56の画面を表示させます。

図56:画面上部を下にスワイプして表示される画面
図56:画面上部を下にスワイプして表示される画面

 この画面の右下に表示されているボタンをクリックします。すると、図57のダイアログが表示されるので、[電源を切る]をクリックします。

図57:表示された[電源を切る]をクリックする
図57:表示された[電源を切る]をクリックする

まとめ

 本記事では、現段階で最新のAndroid開発環境の構築方法を紹介してきました。頻繁にアップデートされるAndroidの開発環境に対して、入門者がまずつまずきやすい環境構築に関して、本記事がお役に立てたのなら、嬉しい限りです。

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この記事の著者

WINGSプロジェクト 齊藤 新三(サイトウ シンゾウ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook<個人紹介>WINGSプロジェクト所属のテクニカルライター。Web系製作会社のシステム部門、SI会社を経てフリーランスとして独立。屋号はSarva(サルヴァ)。HAL大阪の非常勤講師を兼務。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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