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Pythonで記述した動画ダウンロード・ツール「Yark」の新版が登場

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 英国、リバプール在住の学生であるOwen Griffiths氏は、YouTubeから動画をダウンロードするツール「Yark」の新版「バージョン1.2」を1月5日(現地時間)に公開した。YarkはMITライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。

 Yarkは、任意のYouTubeチャンネルにある動画をメタデータと合わせて全てダウンロードするツールだ。Yark自体はPythonで記述してあり、使用するにはPythonのバージョン3.9以降が必要になる。GUIは用意しておらず、コマンドで操作する。

 Yarkを使用するにはまず、任意のYouTubeチャンネルのURLと、ダウンロード先の「アーカイブ」の名称をコマンドで指定する。その後に「yark refresh アーカイブ名」のコマンドを実行すると、動画のダウンロードが始まる。

 ダウンロードした動画は「yark view アーカイブ名」のコマンドを実行すると視聴できる。このコマンドを実行すると、Webブラウザが起動し、動画の再生を始める。動画を再生しているページでは、動画の変更履歴や、視聴回数などのメタデータも確認できる。

 YarkはGriffiths氏が個人で開発を始めたツールであり、最初のバージョンであるバージョン0.1.0がPyPIに登場したのは2022年9月13日(現地時間)と、比較的新しいツールだ。今回のバージョン1.2では、最新のダウンロードと、前回のダウンロードを比較して動画の削除などといったチャンネルの変化を簡潔に表示する「report」コマンドが加わった。また、refreshコマンドを実行する際に、メタデータを取得せずに動画のみをダウンロードすることも可能になった。

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https://codezine.jp/article/detail/17165 2023/01/12 10:00

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