サブフローをデザインする
デスクトップ上でスクリーンショットを取得して、画像ファイルに保存するフローを作成します。
[1]新しいフローを作成する
Power Automate for Desktopを開きます。
トップ画面から[+新しいフロー]をクリックして、適当な名前(ここでは「CalendarDecorationFlow」)で新規のフローを作成します。
[2]新しいサブフローを作成する
デザイン画面上部の画面上部のツールバーの下の[サブフロー]タブのドロップダウンを開き、[+新しいサブフロー]をクリックします。[サブフローの追加]ダイアログで、サブフロー名に[ScreenShotFlow]と名付けて保存します。
[3]ピクチャフォルダーを取得する
[フォルダー]アクショングループから[特別なフォルダーを取得]アクションを配置します。
以下の入力/選択をして保存します。
- 特別なフォルダーの名前:ピクチャ
- 生成された変数:%Pictures%
[生成された変数]は変数名をクリックすると編集状態になるので、これを変更してください。
[4]フォルダーを作成する
[フォルダー]アクショングループから[フォルダーの作成]アクションを配置します。実行時、同名のフォルダーがある場合とくに新規作成はされずエラーにもなりません。作成または既存のフォルダーの参照を変数として取得します。
以下の入力/選択をして保存します。
- 新しいフォルダーを次の場所に作成:%Pictures%
- 新しいフォルダー名:ScreenShotFolder
- 生成された変数:%SSFolder%
[生成された変数]は変数名をクリックすると編集状態になるので、これを変更してください。
[5]現在時刻を取得する
[日時]アクショングループから[現在の日時を取得]アクションを配置します。設定はそのままで保存します。
[6]ファイル名の日時フォーマット文字列を取得する
[テキスト]アクショングループから[datetimeをテキストに変換]アクションを配置します。
以下の入力/選択をして保存します。
- 変換するdatetime:%CurrentDateTime%
- 使用する形式:カスタム
- カスタム形式:yyyyMMdd_HHmmss
[7]スクリーンショットを取得して保存する
[ワークステーション]アクショングループから[スクリーンショットを取得]アクションを配置します。
以下の入力/選択をして保存します。
- キャプチャ:フォアグラウンドウィンドウ
- スクリーンショットの保存先:ファイル
- 画像ファイル:%SSFolder%\%FormattedDateTime%.png
- 画像の形式:PNG
サブフローはこれで完成です。これをメインフローから繰り返し呼び出します。