SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

FileMaker Pro 実践チュートリアル(AD)

カスタム関数/プラグインによるFileMaker Proの機能拡張

第11回 FileMakerプラグイン作成の基礎

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

3-2. カスタム関数を定義

 FileMaker Pro Advancedの[ファイル]メニューから[管理]-[カスタム関数...]を選択します。

 「カスタム関数の管理」ダイアログボックスで[新規]ボタンをクリックし、「カスタム関数を編集」ダイアログボックスを表示します。このダイアログボックスでカスタム関数を定義します。

 

 まず、カスタム関数に名前を付けます。今回は「GetArg」と付けておきます。

 次に引数として、DataGetDataSepGetPositionを定義します。引数は「関数の引数」欄に名前を入力し[+]ボタンをクリックすることで定義できます。引数が無事に定義されると、「関数の引数」欄の下に定義した引数の名称が表示されます。また、「関数の引数」欄の下に「GetArg ( Data ; GetDataSep ; GetPosition ) =」と表示されますが、これがこのカスタム関数の呼び出し方法となります。

 
 

 つぎに、先に整理した計算式を「GetArg ( Data ; GetDataSep ; GetPosition ) =」の下にある大きな枠に貼り付け(ペースト)、[OK]ボタンをクリックします。作成した計算式に問題がある場合は、[OK]ボタンをクリックした時点でアラートが表示されますので、メッセージに従って計算式を修正しましょう。

 

 さて、これでカスタム関数の「GetArg」の定義は完了です。

次のページ
3-3. 作成したカスタム関数の動作確認

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
FileMaker Pro 実践チュートリアル連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

給前 悟郎(キュウゼン ゴロウ)

大学卒業後入社の企業で初めてFileMaker Proに出会い、主に社内システムの開発を担当。その後独立系ソフトウェア開発企業を経て、現在は(株)ジェネコムのスタッフとしてFileMakerによるシステム構築を手がけている。FileMaker 9 認定デベロッパ。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/2475 2008/09/05 11:19

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング