自作コマンドレットの実行
では、自作したコマンドレットAdd-EventEntryを実行してみましょう(Windows Vistaの場合は管理者として実行する必要があります)。
書式は
Add-EventEntry -SourceName "ソース名" -Message "書き込むメッセージ"
です。
コマンドライン上から
Add-EventEntry -SourceName "MyCmdlet" -Message "自作コマンドレットのテスト"
と入力してみてください。
正常に書き込まれると、「イベントを書き込みました」というメッセージが表示されます。
またイベントビューアには今行った内容が書き込まれていることが分かります。
まとめ
今回は、コマンドレットクラスの作成、インストーラクラスの作成について説明しました。参照すべき名前空間、属性の付け方とオーバーライドすべきメソッドさえ分かってしまえば、コマンドレットの作成は難しいものではありません。
スナップインは、複数のコマンドレットを含めることが可能ですので、ぜひオリジナルのコマンドレットライブラリを作成してみてください。