翻訳データを表示する
では自作アダプタに翻訳インデックスキーを渡し、翻訳させてみましょう。
print ("<html><head>"); print ("<title>".$translate->_('welcome')."</title>"); print ("</head>"); print ("<body>"); printf ($translate->_('time'), date('H:i:s')); print ("</body></html>");
どうですか? 前回と同じようにブラウザの言語環境の設定に応じて表示されたでしょうか。
まとめ
今回は翻訳ソースの自動検出と、データベースを翻訳ソースとする自作アダプタの作成について解説しました。Zend_Translate_Adapter
クラスが抽象クラスとなっており、共通的な処理は定義済みであるため、自作とはいってもそれほどコーディングをせずにすみました。Zend Frameworkは開発者向けの拡張性も携えているのです。