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渋谷テクニカルナイト講師陣が語る新技術動向

はじめて使うJazz (3)
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渋谷テクニカルナイト講師陣が語る新技術動向 第5回

間を取り持つ作業領域:「リポジトリー・ワークスペース」

 次はリポジトリー・ワークスペースです。図8は、RTCの作業領域の考え方を簡潔に表現したものです。

図8
図8

 RTCでは次の3つの作業領域を想定しています。

3つの作業領域
名前 説明
ストリーム サーバー側のリポジトリ内に存在して、チームのリソースを「統合する」ための領域。チームのメンバーは各自の作業を完了すると、決められたストリームに成果物を登録することで、他のメンバーと共有できます。
リポジトリー・ワークスペース ストリームと、(クライアント側の)Eclipseワークスペースの中間、サーバー側に設けられる領域です。ストリームから必要なリソースをリポジトリー・ワークスペースに引き出して、そこからEclipseワークスペースにロードします
Eclipseワークスペース 普通のEclipseで利用するワークスペースです。

 この3つの作業領域がどのように連携(あるいは同期)するのかは初めての方には、なかなか分かりづらいかと思います。ここでは少々トリッキーな操作ではありますが、「Taroが2つのリポジトリー・ワークスペースを持った場合に、どのように振舞うか」を通して、理解を深めていきましょう。

 早速、リポジトリー・ワークスペースをもう一つ作りましょう。

 [チーム成果物]ビュー-[マイ・リポジトリー・ワークスペース]を右クリック、[新規]メニュー項目から[リポジトリー・ワークスペース]を選択します(図9)。

図9
図9

 ここで、[新規リポジトリー・ワークスペース]ダイアログが表示されます(図10)。

10図
10図

 このダイアログでは、今から作る新しいリポジトリー・ワークスペースと、「HelloJazzWorldチームストリーム(※HelloJazzWorldプロジェクト作成時に自動的に作られたものです)」とを関係づけています。今後、このリポジトリー・ワークスペースで行われた作業結果は、HelloJazzWorldチームストリームに統合されていきます。

 ここでは、ストリーム一つだけで話しをしていますから、わざわざ関係づけるのは余計な手間のように思えます。RTCでは、チームは用途別に複数のストリームを持つことができます。さらに、メンバーは複数のリポジトリー・ワークスペースを持つことができます。リポジトリー・ワークスペースとストリームとの関係づけは、さまざまな組み合わせがありうるので、この関係づけ作業が必要になるのです。ちなみに、この関係づけのことを、「じゃず・わーるど」では「フロー」と呼びます。リポジトリー・ワークスペースでの作業の結果を、ストリームに「流し込む」――そんなニュアンスです。

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この記事の著者

藤井 智弘(フジイ トモヒロ)

日本アイビーエム株式会社 ソフトウェア開発研究所 Rationalエマージング・ビジネス・サービス。ソフト開発ってホントはもっとおもしろかったはず!という思いのもとで、”管理管理!”でも”開発者の自由!”でもなく、その程よいバランスこそが解と、啓蒙活動...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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