日本語化したWindows ServerをAMI化する
最後に、この日本語化したWindows Serverのインスタンスを、いつでも利用できるように、AMI化(仮想OSイメージ化)します。AMI(Amazon Machine Image)については、第4回の記事を参考にしてください。
まず今までと同じように「AWS Management Console」左サイドメニューの[Instances]をクリックし、インスタンスの一覧画面を表示します。Windows Serverのインスタンスを選択し、上部メニューにある、[Bundle Windows AMI]をクリックします。
次に、図43を参考にAMIを保存する「バケット名」と、「AMIの名前(S3でのディレクトリ名)」を入力して、[Bundle]をクリックしま す。なお、バケットについては、事前にAmazon S3に作成しておくようにしましょう。Amazon S3の操作については、第2回の記事を参考にしてください。
図44のようなウインドウが表示され、Bundleが開始されます。[Close]をクリックします。
AMI化には、しばらく時間がかかります。図45のようにプログレスバーに今の状況が表示されます。
次に、作成したBundleをチェックし、そのOSイメージをAMIとして登録します。図47を参考に、作成したBundleの行を右クリックして、[Register as an AMI]を選択します。
すると、AMIマニフェストのパスが表示されます。確認した上で、[Register]をクリックします。
図49のようなウインドウが表示されれば、AMIの登録が完了です。AMIのIDが発行されていることが確認できます。[Close]をクリックしましょう。
最後に登録されたAMIを確認してみます。左サイドのメニューより[AMIs]をクリックしてください。上部の「Viewing」のプルダウンから[Owned By Me]を選択すると、自分がレジストしたAMIが表示されます。図50のように、先ほど作成したAMIが確認できると思います。PlatformもWindowsと表示されているはずです。
このAMIをインスタンスとして起動する場合は、この画面でAMIにチェックを入れ、上部の[Launch]ボタンをクリックすれば、起動可能です。