実行する
これまでの手順で、Mail Java APIを利用したプログラムが完成しました。
プロジェクト名を右クリックして、[Run As]-[Web Application]を選択してください。以下のように表示されればOKです。好きなボタンをクリックして下さい。
ローカル環境では、「ボタンクリック時の処理」や「サーバサイドの処理」でエラーが発生しないかという確認はできますが、実際のメール送信は行われないので注意して下さい。
以下のようなポップアップが出れば、サーバー側のプログラムは正常に動作しています。
ローカル環境で正常に動作することが確認できたら、アプリケーションをGoogle App Engineにデプロイしてください。
デプロイが完了したら、[メールアドレス]に自分のメールアドレスを入れて好きなボタンを押してください。
以下のような表示がでれば、メールの送信処理が正常に完了しています。[メールアドレス]に入力したメールアドレスのメールボックスを確認してみましょう。メールボックスにメールが届いていない場合、スパムフォルダーに分類されていないかを確認してみてください。
JavaMail(javax.mail)では今回説明した機能以外にも、送信に関する便利な機能が実装されていますが、それらの機能はGoogle App Engine上からは利用できません。また、受信に関する機能も利用できません。
まとめ
今回はMail Java APIを勉強しましたが、いかがでしたでしょうか? 今回の記事で、Google App Engineから簡単にメールを送信できることが分かっていただけたかと思います。
第3回で解説したGoogle Accounts Java APIと組み合わせると、サービスにログインしたユーザにメールを送信できます。興味のある方は、試してみてはいかがでしょうか?