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Webアプリケーションのデータ管理・帳票ツールとしてのFileMaker

ITエンジニアのためのFileMaker講座 第10回(前編)

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2010/03/18 16:30

目次

レイアウトの作成

 次に、このテーブルを使ったレイアウトを作ってみましょう。

  1. [表示]-[レイアウトモード]メニューを実行。
  2. [レイアウト]-[新規レイアウト/レポート]メニューを実行して、新規レイアウト/レポートアシスタントを起動。
  3. [レコードを表示]プルダウンから「dtb_products」を選択して、レイアウトタイプは「標準」を選択。

 以降はウィザードの指示に従って、表示するフィールド、レイアウトスタイル(デザイン)を選択すれば、新しいレイアウトが作成されます。

図4
図4
  1. [表示]-[ブラウズモード]メニューを実行。

 この段階では、指定したフィールドが上下に並んだだけのレイアウトになるので、好みに合わせてレイアウトを編集します。FileMakerではドローソフトのような操作感で簡単にレイアウト編集ができます。

 EC-CUBEに登録されている商品画像は、マスタにはファイル名だけが保存されています。ファイル名だけでは見づらいので、画像も表示してみましょう。FileMakerには、レイアウトの一部にWebコンテンツを表示する「Webビューア」機能があるので、これを使います。

  1. [表示]-[レイアウトモード]メニューを実行。
  2. ステータスツールバーにある「Webビューアツール」をクリック後、レイアウト上で画像を表示させたいエリアを指定。
  3. [Webアドレス]欄に、アドレス、パス情報とファイル名を連結してURLを生成する計算式を指定(「dtb_products::main_list_image」はdtb_productsテーブルのmain_list_imageフィールドの値を参照する意味になります)。
  4. 図5
    図5
  5. [表示]-[ブラウズモード]メニューを実行。

 レコードを移動すると、URLが動的に生成されて、画像が切り替わることが確認できるはずです。

 こうして画像表示の追加とレイアウト調整を行ったのが、下記のサンプル画面です。

図6
図6

 FileMakerはひとつのレイアウト上で、検索、閲覧、更新、印刷などの操作を実行することができます。Webアプリケーションのように専用の検索画面や編集画面などに移動することなく、シームレスな操作が可能です。

 商品価格を一律で割り引くなど、複数のレコードを編集したい時にも、ブラウザで商品価格を一個ずつ編集するのとは異なり、関数を使った一括編集もできるなど、FileMakerの機能をそのまま利用できるのも大きなメリットです。


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著者プロフィール

  • 木下 雄一朗(キノシタ ユウイチロウ)

    株式会社キー・プランニング 代表取締役。 コンサルティング会社勤務を経て、ソフトウェア開発会社キー・プランニングを設立。もと尺八演奏家という異色の開発者。クライアントの本当のニーズを見極めたコンサルティング、システム開発を提供することをポリシーに日々奮戦中。FileMaker 9 Certifie...

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