文字のサイズ
表示モードとは別に、ユーザーは、フォントサイズも「大・標準・小」の3段階で選ぶことができます。XHTMLやCSSでのフォントサイズは、以下のルールに従い、5種類のフォントサイズにマッピングされるため、細かく調整することはできません。
ポイント指定
コンテンツでのポイント指定で、文字サイズが「大」の場合は1、「標準」の場合は3/4、「小」の場合は1/2、を乗じたポイントでマッピングされます。
| ポイント | フォントサイズ |
| 16pt以上 | Size 4(最大) |
| 12pt~15pt | Size 3 |
| 10pt~11pt | Size 2 |
| 8pt~9pt | Size 1 |
| 7pt 以下 | Size 0(最小) |
サイズ指定
文字サイズ「大・標準・小」のそれぞれの設定において、次のとおりにマッピングします。
| サイズ指定 | 大 | 標準 | 小 |
| xx-large | Size 4 | Size 3 | Size 2 |
| x-large | Size 3 | Size 2 | Size 0 |
| large | Size 3 | Size 1 | Size 0 |
| medium | Size 2 | Size 1 | Size 0 |
| small | Size 1 | Size 0 | Size 0 |
| x-small | Size 0 | Size 0 | Size 0 |
| xx-small | Size 0 | Size 0 | Size 0 |
ユーザーエージェント
PSPブラウザの場合、CSSのメディアタイプは「screen」が適用されるため、DS/DSiブラウザのように、メディアタイプによって表示を制御することはできません。しかし、ここまで紹介したように、PSPブラウザの場合は、制作者側が制御しなくても、ユーザー側が表示を好みにコントロールできる仕組みが提供されているのが特徴です。
それでもPSP用の表示を提供した方が良い場合には、専用のXHTMLを用意し、JavaScriptなどを利用してユーザーエージェントで振り分けると良いでしょう。ユーザーエージェントは次のとおりです。
Mozilla/4.0 (PSP (PlayStation Portable); 2.00)
PSPブラウザの仕様については、「インターネット向けコンテンツ作成ガイドライン」というPDFデータの中で詳しく公開されています。これは制作者にとってありがたい情報ですので、制作の際には、ぜひそちらで確認してみてください。
最新版は、PSPシステムソフトウェアアップデートのページの「各種ガイドライン」の欄に掲載されています。
まとめ
DSシリーズの場合は、画面も小さく、Flashや音声、動画などにも未対応であるため、CSSのメディアタイプを「handheld」として振り分け、「縦長/タテ長モード」に最適化したデザインを提供するのは有効だと思います。
一方のPSPの場合は、特に意識しなくとも、ユーザー側で表示を制御する仕組みが提供されているのが特徴です。例えば横幅が画面サイズを超えても、十字キーの右を押したり、ジャストフィットモードを選択したりすれば良いわけです。このように、同じ携帯ゲーム機であっても、仕様が異なれば制作側の対応も異なってきます。サイトの方向性やターゲットの属性に合わせて柔軟に対応するようにしましょう。
