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DBの構造

 このサンプルのApp_DataにはShoppingMall.mdfという名前のDBが存在し、Mallテーブルで各ショッピングモールの情報を保持しています。テーブルのスキーマは以下のとおりとなっています。

列名 データ型 Nullを許容
ID(主キー) Int No
Name nvarchar(50) No
OpenTime time(7) No
CloseTime time(7) No
ShoppingCart Bit No
PhotoStudio Bit No
MedicalRoom Bit No
ChildService Bit No
ShippingService Bit No
PrintingService Bit No

 このデータを取得するためにEntity Frameworkを利用します。

ADO.NET Entity Data Modelを作成

 Modelsフォルダーに新しくADO.NET Entity Data Modelを作成します。モデル名はShoppingMallDataModelと名付けます。

図5 Entity Data Modelの作成
図5 Entity Data Modelの作成

 ウィザードにおいてデータベースからモデルを作成していきます。

図6 データベースからモデルを生成
図6 データベースからモデルを生成
図7 App_DataフォルダーのDBファイルへの接続を設定
図7 App_DataフォルダーのDBファイルへの接続を設定
図8 モデルに追加するテーブルを選択
図8 モデルに追加するテーブルを選択

 これでEntity Data Modelの作成が完了しました。

DBからリスト項目を取得

 ModelsフォルダーでMallModelクラスを作成し、先ほど作成したEntityDataModelを用いてDBからリスト項目を取得するStaticメソッドを実装します。この際、メソッドの戻り値の型はIQueryable<>を指定します。

MallModel.cs
public class MallModel
{
    public static IQueryable<Mall> GetMallList()
    {
        ShoppingMallEntities entities = 
                new ShoppingMallEntities();
        // Mall 一覧を返す
        return entities.Mall.AsQueryable<Mall>();
    }
}

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Controllerを実装

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この記事の著者

インフラジスティックス・ジャパン株式会社 池原 大然(イケハラ ダイゼン)

国内ベンチャー企業にて.NETエンジニアとして開発に従事、2007年インフラジスティックス・ジャパンに入社。現在デベロッパー エバンジェリストとして、.NETやWPF/Silverlight製品や技術の啓蒙活動を行う。Microsoft MVP for Client App Dev 2010/04 ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/6178 2011/09/27 17:53

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