コントロールと参照の追加
ComponentOne Studio for ASP.NET Wijmo 2012Jをインストールしたら、プロジェクトに2つのコントロールを追加します。
ツールボックスに専用のタブを作成し、使用するコンポーネントを追加します。
追加するコンポーネントは、アセンブリ名が「C1.Web.Wijmo.Controls.4」の「C1LinearGauge」「C1GridView」コントロールです。
これらのコントロールを追加すると、プロジェクトに以下のランタイムライブラリへの参照が追加されます。
ファイル | 内容 |
---|---|
C1.Web.Wijmo.Controls.4 | 本体アセンブリ |
また、プロジェクトに以下のランタイムライブラリが追加されます。
ファイル | 内容 |
---|---|
C1.C1Report.4.dll | 本体アセンブリ |
C1.Web.Wijmo.Controls.4.dll | 本体アセンブリ |
なお、.NET Framework 4が必要です。
C1LinearGaugeコントロールの機能の補足
C1LinearGaugeコントロールの概要については、前回の記事を参照してください。ここでは、今回使用するGaugelRange要素について説明します。
GaugelRange要素は、ゲージの目盛内のある範囲を強調表示したい時(ここではこの範囲を便宜上"レンジ"と呼びます)に使用する要素です。
この要素は、C1LinearGaugeコントロールの「Ranges」プロパティを使用します。デフォルトでは設定されていないので、Rangesプロパティの値欄をクリックすると表示されるコレクションエディタを使用して、GaugelRangeクラスのインスタンスを追加するという形をとります。
StartValue・EndValueプロパティは、目盛内のレンジの位置を決定します。StartDistance・EndDistanceプロパティは、レンジの開始・終了の縦方向の位置を決定します。StartWidth・EndWidthプロパティは、縦方向の長さを決定します。
また、RangeStyleプロパティを使用して、レンジの塗りつぶしなどを設定できます。
GaugelRange要素はコレクションなので、ゲージ内にレンジをいくつでも設定することができます。