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ComponentZine(ComponentOne)

Windowsスケジュール管理機能を持った.NETアプリケーションの作成

ComponentOne Studioを活用したWindowsフォームアプリケーションの作成

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データの保存処理

 入力した予定データの保存処理コードを記述します。

 読み出しコードは、すでにVisual StudioによってフォームのLoadイベントハンドラに作成されていますので、保存オプション処理だけを作成します。これは、フォームのClosingイベントハンドラに作成します。

 なお、データ保存の際は、DataSetオブジェクトの制約チェックを一時的に無効するため、EnforceConstraintsプロパティをFalseにしてからUpdateメソッドを実行します。

Visual Basic
Public Class Form1

    Private Sub Form1_Load(sender As System.Object, e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load
        'TODO: このコード行はデータを 'スケジュール保存DataSet1.内線番号一覧' テーブルに読み込みます。必要に応じて移動、または削除をしてください。
        Me.内線番号一覧TableAdapter.Fill(Me.スケジュール保存DataSet1.内線番号一覧)
        'TODO: このコード行はデータを 'スケジュール保存DataSet.予定' テーブルに読み込みます。必要に応じて移動、または削除をしてください。
        Me.予定TableAdapter.Fill(Me.スケジュール保存DataSet.予定)

    End Sub

    Private Sub Form1_FormClosing(sender As System.Object, e As System.Windows.Forms.FormClosingEventArgs) Handles MyBase.FormClosing
        Me.スケジュール保存DataSet.EnforceConstraints = False
        Me.予定TableAdapter.Update(Me.スケジュール保存DataSet.予定)
        Me.スケジュール保存DataSet.EnforceConstraints = True
    End Sub
End Class
C#
namespace C1Schedule_cs
{
    public partial class Form1 : Form
    {
        public Form1()
        {
            InitializeComponent();
        }

        private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
        {
            // TODO: このコード行はデータを 'スケジュール保存DataSet1.内線番号一覧' テーブルに読み込みます。必要に応じて移動、または削除をしてください。
            this.内線番号一覧TableAdapter.Fill(this.スケジュール保存DataSet1.内線番号一覧);
            // TODO: このコード行はデータを 'スケジュール保存DataSet.予定' テーブルに読み込みます。必要に応じて移動、または削除をしてください。
            this.予定TableAdapter.Fill(this.スケジュール保存DataSet.予定);

        }

        private void Form1_FormClosing(object sender, FormClosingEventArgs e)
        {
            this.スケジュール保存DataSet.EnforceConstraints = false;
            this.予定TableAdapter.Update(this.スケジュール保存DataSet.予定);
            this.スケジュール保存DataSet.EnforceConstraints = true;
        }
    }
}

まとめ

 このように、C1Scheduleコントロールを使用することで、高度なスケジュール管理機能を簡単にアプリケーションに実装することができます。データベースとの連結も、設定方法が分かれば簡単ですし、面倒なコードはデータベースのアップデート処理を3行書くだけで済みます。

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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