SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

ComponentZine(ComponentOne)

SQL Serverのデータをグリッド表示するWPFアプリケーションの作成

ComponentOne Studioを活用したWindowsフォームアプリケーションの作成

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

グループ化の処理

 続いて、グループ化の処理を作成します。グループ化とは、データを指定した列にある同じデータをグループにする機能です。

 C1DataGridコントロールでは、CanUserGroupプロパティをTrueに設定すると、グリッドの上部にグループ化専用のエリアが表示され、ここに列名をドラッグ&ドロップするとグループ化が行われます。

 今回は、CheckBoxコントロールのオンオフ機能を利用して、グループ化の有効・無効を切り替えます。

Visual Basic
Private Sub CheckBox1_Click(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles CheckBox1.Click
    If CheckBox1.IsChecked = True Then
        C1DataGrid1.CanUserGroup = True
    Else
        C1DataGrid1.CanUserGroup = False
    End If
End Sub
C#
private void checkBox1_Click(object sender, RoutedEventArgs e)
{
    if(checkBox1.IsChecked ==true)
    {
        c1DataGrid1.CanUserGroup = true;
    }else
    {
        c1DataGrid1.CanUserGroup = false;
    }
}
CheckBoxコントロールをクリックするとグループ化の領域が表示される
CheckBoxコントロールをクリックするとグループ化の領域が表示される
この領域に列名「地方名」をドラッグ&ドロップすると
この領域に列名「地方名」をドラッグ&ドロップすると
データが地方名でグループ化される
データが地方名でグループ化される

 また、セルをクリックするとソート機能が働いて、セルをダブルクリックするとそのまま数値を変更できる数値入力ボックスが使え、列見出しをクリックするとフィルタ機能が使えるようになっています。

セルをダブルクリックすると数値入力ボックスが使えるようになる
セルをダブルクリックすると数値入力ボックスが使えるようになる
列見出しをクリックするとフィルタ機能が使える
列見出しをクリックするとフィルタ機能が使える

次のページ
まとめ

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ComponentZine(ComponentOne)連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7407 2013/09/27 14:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング