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ComponentZine(ComponentOne)

WPFアプリケーションにフローティングツールバーを実装する

ComponentOne Studioを活用したWindowsフォームアプリケーションの作成

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GUIの作成 2

ツールバーのサイズ調整とコンテキストメニューの作成

 アプリケーション起動時にフローティング状態のツールバーのサイズを広げ、コンテキストメニューでツールバーのフローティング/ドッキング時のリッチテキストボックスのサイズ調節ができるようにします。

Visual Basic
Class MainWindow 

    Private Sub Window_Loaded(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles MyBase.Loaded
        C1DockTabControl1.DockWidth = 574
    End Sub

    Private Sub MenuItem1_Click(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles MenuItem1.Click
        C1RichTextBox1.VerticalAlignment = Windows.VerticalAlignment.Bottom
        C1RichTextBox1.Height = 310
        'c1RichTextBox1.Margin = New Thickness(0, 0, 5, 24)

    End Sub

    Private Sub MenuItem2_Click(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles MenuItem2.Click
        C1RichTextBox1.VerticalAlignment = Windows.VerticalAlignment.Bottom
        C1RichTextBox1.Height = 470
    End Sub

End Class
C#
namespace DockCont_WPF_cs
{
    /// <summary>
    /// MainWindow.xaml の相互作用ロジック
    /// </summary>
    public partial class MainWindow : Window
    {
        public MainWindow()
        {
            InitializeComponent();
        }

        private void MenuItem1_Click(object sender, RoutedEventArgs e)
        {
            c1RichTextBox1.Height = 310;
            //c1RichTextBox1.Margin = new Thickness(0, 0, 5, 24);
        }

        private void MenuItem2_Click(object sender, RoutedEventArgs e)
        {
            c1RichTextBox1.Height = 470;
        }

        private void Window_Loaded(object sender, RoutedEventArgs e)
        {
            c1DockTabControl1.DockWidth = 574;
        }
    }
}

 コードが出来上がったらアプリケーションを実行し、ツールバーのサイズとコンテキストメニューの動作を確認します。

アプリケーションの動作確認を行う。
アプリケーションの動作確認を行う。

まとめ

 多機能のアプリケーションを作成する場合、「いかにユーザーに機能を呼び出す操作を分かりやすくするのか」という点で悩んでしまいます。

 フローティングウィンドウを使用すれば、カテゴリごとに操作用のパレットを作成して機能を整理・集約することができますので、C1DockControlコントロールが役に立つのではないでしょうか。

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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