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ComponentZine(ComponentOne)

境界線を可変できるグリッドレイアウトのフォームを持つ.NETアプリケーションの作成

ComponentOne Studioを活用したWindowsフォームアプリケーションの作成

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GUIの作成(1)

 では、早速アプリケーションを作成してみましょう。

 アプリケーションは、C1Sizerコントロールに9列×21行のグリッドを作成し、その中に4つのボタンコントロールとリッチテキストボックス、ラベルを配置します。

 また、4つのボタンにアイコンを設定するためのImageListコントロールと、OpenFile、Color、Font、SaveFileの4つのDialogコントロールも使用します。

フォームのレイアウト
フォームのレイアウト

フォームの作成

 では、順番にフォームを作成していきます。

 フォームに、OpenFile、Color、Font、SaveFileの4つのDialogコントロールとImageListコントロールを配置し、ImageListコントロールに次の4つのアイコン画像を登録しておきます。

  • ColorHS.png
  • FontDialogHS.png
  • OpenfolderHS.png
  • SaveHS.png

 ① フォームにC1Sizerコントロールをドラッグ&ドロップします。そして、DockプロジェクトをFillにします。

 ② スマートタグから「グリッドの編集」をクリックします。

スマートタグから「グリッドの編集」をクリック
スマートタグから「グリッドの編集」をクリック

 ③ 「行」ページが表示されているので、「追加」ボタンをクリックして「行20」まで追加します。

「行20」まで追加
「行20」まで追加

 ④ 「列」タブをクリックし、同じく「追加」ボタンをクリックして全部で「列8」まで追加します。そして、OKボタンをクリックしてエディタを閉じます。

「列8」まで追加
「列8」まで追加

 ⑤ 最初の列に、1つにつき2行を使ってButtonコントロールを4つ配置します。そして、最初の列と2列目の境界線をドラッグし、1列目の幅を広げます。

境界線をドラッグし1列目の幅を広げる
境界線をドラッグし1列目の幅を広げる

 ⑥ 配置したButtonの「ImageList」プロパティに「ImageList1」を設定し、以下のプロパティを設定します。

コントロール Text ImageIndex
Button1 ファイルを開く... OpenfolderHS.png
Button2 フォント... FontDialogHS.png
Button3 文字色... ColorHS.png
Button4 保存... SaveHS.png

 そして、「ImageAlign」プロパティを「MiddleLeft」に設定し、それぞれのButtonコントロールのClickイベントハンドラを作成します。

作成したアイコン付きボタン
作成したアイコン付きボタン

 ⑦ グリッドの下から2行を使い、Labelコントロールを配置し適当な解説文を入力します。

 また、BorderStyleプロパティを「Fixed3D」に、BackColorプロパティを「White」に設定します。

 そして、下から2行目の上に境界線をドラッグして、Labelコントロールの領域を広げます。

下から2行目の上に境界線をドラッグして、Labelコントロールの領域を広げる
下から2行目の上に境界線をドラッグして、Labelコントロールの領域を広げる

 ⑧ RichTextBoxコントロールをフォームにドラッグアンドドロップし、残ったグリッド全体に広げます。

 以上でフォームのレイアウトが出来上がりました。

完成したフォーム
完成したフォーム

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GUIの作成(2)

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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