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アジャイル開発の有効性は広く認知されつつも、開発規模の拡大と複雑さの増大、オフショアに代表される分散体制でのコミュニケーションギャップ等、多くの課題により壁にぶつかっています。 IBMは、Eclipseそれ自体の開発を通して得た知見を、,Eclipse-Wayと呼ばれるアジャイルプラクティス集に纏め上げています。このプラクティス集を実際の製品であるIBM Rational TeamConcertの開発に適用し、すでに100人前後の開発者達が3年以上にわたってプロジェクト運営してきています。またその過程はインターネット上に公開されています。本セッションでは、Rational Team Concertの開発での公開情報を元に、これをEclipse-Wayの”ひとつの事例”としてとりあげ、アジャイルプラクティスのスケールアップのポイントを探ります。
オンデマンド時代において、企業のソフトウェア開発を成功させる重要な要因の一つに、ソフトウェア開発チームの能力が挙げられます。企業間競争を勝ち抜くためには、より革新的でかつ、高い競争力により差別化を図るソフトウェア・アプリケーションが必須です。IBM Rational softwareでは、20年以上にわたり、オープン・ソフトウェア・システムの開発と標準化を推進してきましたIBM Rational softwareが提供する統合開発プラットフォームは、ソフトウェア・エンジニアリングのベスト・プラクティス、市場をリードする製品群、各種プロフェッショナル・サービスから構成されています。組み込み/リアルタイム・システムを含む幅広いサポートが、オンデマンド・ビジネスに必要とされるソフトウェア開発に柔軟性と拡張性を提供します。
Rational Team Concertは、バージョンコントロールやワークフローの自動化およびビルド機能を統合し、完全なコラボレーティブ開発環境を提供します。
ソフトウェア開発チームのコラボレーションを促進するための開発環境です。プロジェクトチームは、ソフトウェアの開発からデリバリーまでの一連のプロセスを簡素化し、自動化し、管理することができます。 データ収集やレポート作成の自動化により、管理上のオーバーヘッドを削減し、ソフトウェアプロジェクトの管理をより効果的に行うために必要なチーム状況の把握をリアルタイムに実現し、プロジェクトの予見性を高めます。動的なプロジェクト計画により初期段階の生産性を向上させると同時に、リアルタイムのコラボレーションにより再作業を著しく削減します。 Rational Team Concertはワークアイテム管理、ビルド管理、ソフトウェア構成管理(SCM)を統合し、さらにJazzサーバーが提供するコラボレーション・インフラによって、チームの能力を拡張します。