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グレープシティ株式会社

Developer Summit 注目のセッション

WPF 4 と Silverlight 4、これから業務アプリを開発するならどっち?

八巻 雄哉 グレープシティ株式会社 ツール事業部 テクニカルエバンジェリスト

Silverlight 3 のリリースからわずか 4 か月。 2009 年 11 月にロサンゼルスで開催されたマイクロソフトのイベント PDC ( Professional Developers Conference ) にて、 Silverlight 4 の Beta 版が発表されました。あくまで Web アプリケーションの壁を超えることが許されていなかった前バージョンに対し、バージョン 4 ではその制限が大幅に緩和されています。これまでデスクトップアプリケーションでなければ実現不可能だった、デバイスやファイルなどのローカルリソースへのアクセスやほかのアプリケーションとの連携といったことが可能になりました。

一方、 WPF ( Windows Presentation Foundation ) も 10 月に .NET Framework 4 Beta 2 が公開され、 WPF 4 の正式リリースが間近に迫っています。 WPF は Windows OS のパワーをフルに生かしたアプリケーション作成が可能となっており、バージョン 4 ではジャンプリストやオーバーレイアイコンといった Windows 7 専用の機能も追加されています。ネックであった .NET Framework インストールの手間も、クライアント OS に必要な機能だけをパッケージングした Client Profile という小さいサイズの .NET Framework が提供されることで、大きく改善されることが予想されます。

時を同じくしてバージョン4の足音が聞こえてきた WPF と Silverlight 。業務アプリケーションにおいて重要視される「機能性/操作性」と「配布性/保守性」は、元来トレードオフの関係とされてきましたが、ここにきて WPF と Silverlight は寄り添う形でこの問題を解決しようとしています。言い方を変えれば、どちらか一方の技術でしか実現できない部分は少なくなってきており、その選択は難しくなってきていると言えます。

本セッションでは、その選択の難しさを少しでも解消すべく、業務アプリケーション開発という観点で2つの技術を比較、整理していきます。

下記の URL にてアンケートを実施しています。アンケートの結果はセッションの冒頭でご紹介しますので、ぜひご回答ください。

WPF 4 と Silverlight 4 、これから業務アプリを開発するならどっち?
http://www.grapecity.com/japan/devsumi2010/enquete/



出展企業

グレープシティは日本の開発者を支援するコンポーネントベンダーです。 「短期開発 × 品質優先」をテーマに、「 PowerTools 」シリーズを提供しています。

コンポーネントの提供を開始したのは Visual Basic 2.0 の登場と同時期の 1993 年。 VBX 、 ActiveX 、 .NETと開発環境が進化するなかで、新しい製品の開発や機能強化に日々取り組んで参りました。現在は .NET と Java 向けに展開しています。

近年は、国内のデベロッパーの声をより製品に活かせるようラインナップの強化に取り組んでいます。その一例が、企画から開発まで一貫して行う自社製品の拡充です。

たとえば、あらゆる業務で親しまれている“伝票”スタイルの入力画面を構築する「 MultiRow 」や、ひらがなやカタカナ、漢字など多彩な“日本語入力”に対応する「 InputMan 」。また、ローカライズ製品として取り扱っていた帳票設計ツール「 ActiveReports 」やグリッドコンポーネント「 SPREAD 」の所有権を獲得するなど、日本市場の要望をキャッチアップする体制を整えています。

今までも、そしてこれからも、グレープシティは日本の開発者のよきパートナーとして共に歩んで参ります。

製品紹介

PowerToolsシリーズ

製品ジャンル: 開発支援

短期開発 × 品質優先 ~矛盾を解決するツール~

「要件定義が複雑でコーディングがはかどらない」
「プログラミング工数がスケジュールを圧迫している」

日頃のアプリケーション開発でこのような悩みはありませんか?

「 PowerTools 」シリーズは、 .NET 開発を支援するコンポーネント製品群です。 Visual Studio 標準環境だけでは構築が困難な機能を部品として提供します。グリッド、伝票、帳票、入力支援、チャート、画像処理、通信など、アプリケーション開発に欠かせないカテゴリを幅広く網羅しています。

コンポーネントを活用すれば、複雑なコードを記述することなく高機能なアプリケーションを開発できます。たとえば、 Excel のようなリッチな機能を持つグリッド、 1 レコードデータを複数行に分けて表示する伝票画面、均等割付や角丸罫線など日本ならではの繊細な表示が要求される帳票、さまざまな入力形式に対応し検証機能まで備える入力フォームなど。四苦八苦なコーディングの日々を解消し、スマートな開発サイクルを実現します。

対応プラットフォームは Windows フォーム、 ASP.NET 、 WPF 。 そして、2010年2月には待望のSilverlight用コンポーネントをリリースします。

お問い合わせ先
グレープシティ株式会社
Phone: 022-777-8210
URL: http://www.grapecity.com/japan/
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