コードジンのヘッダーが入ります Developers Summit 2008

適材適所なデータベース・コラボレーション ?普通のRDBMSとFileMakerの両方を同時に使う?
竹内 康二 sevensdoor.com

「データベース」と聞いて、まず想像するものはどんなものでしょうか?
システムを構築・管理する人、あるいはサービスを提供する側の立場の人からすると、それは気軽なものではなく、最適化した構造で一分の隙もないような堅牢なものが必要であると考えるでしょう。また、選択すべきツールは汎用性が高く、技術的に成熟しており、外注できる業者が豊富に存在することも重要です。
一方、システムを使うユーザの視点はまた異なるでしょう。彼らはもっと身近な情報、たとえば部署内の顧客情報を一元管理したいとか、好きなフォーマットで売り上げレポートを作りたいといったことを第一に求めるかもしれません。あるいは、基幹システムにあるデータを自由に使い回したかったり、集計する対象はそのたびごとに異なるのかもしれません。

データベースが必要な場面は、異なる業務のそれぞれの環境下で発生し、それぞれは固有のニーズを持つため、すべての要求に応えるのは至難の業です。それでなくとも我々は考慮すべき課題を山ほど抱えています。高速、堅牢、可用性、アクセシビリティ、構築のしやすさも重要ですし、アウトプットでは高度な表現力を持ち、インプットではユーザに優しく効率よく考慮する必要もあります。データベースシステムに求められる要素はどんどん高度に、そして複雑になってきています。

ある場面に合わせてベストな方法論を選択したとしても、相反する要求に同時に応えなければならないこともあるでしょう。そんなとき、一つの方法論ですべてを賄うかわりに「複数の方法論を組み合わせる」という考え方もあります。特性の異なる方法論を、それらが最も力を発揮できる場面で組み合わせることによって、データベースを構築する側も利用する側も、効率は大きく向上するはずです。

本セッションでは、得意分野と不得意分野を補い合う、イイトコ取りのデータベース・コラボレーションを提案します。

FileMaker, Inc. は、数々の賞を受賞しているデータベースソフトウェアを開発しています。同社の製品には、Windows、MacおよびWeb対応の伝説的な FileMaker Pro 製品ライン、およびMac対応の Bento パーソナルデータベースが含まれます。個人から大きな組織にいたるまで、何百万人ものお客様に、情報を管理・分析・共有するのに、FileMaker, Inc. のソフトウェアを信頼していただいています。FileMaker, Inc. は、Apple Inc. (AAPL)の子会社です。

“使いやすい”データベースソフトウェア
製品ジャンル:データベース
製品名:FileMaker Pro 9
製品価格:38,000円

数々の賞を受賞した使いやすさが、FileMaker Pro のあらゆる面に組み込まれており、世界中の何百万ものお客様や産業界のエキスパートから引き続き賞賛されています。インストールとセットアップが簡単なので、わずか数分で仕事をこなし始めることができます。

情報は、名刺から、Microsoft Excel ファイル、画像、SQL Serverのデータまで、さまざまな形でもたらされます。FileMaker Pro なら、それらすべてをわずか数クリックで一箇所に集めて整理することができます。Excel 表計算ファイルやその他のファイルを FileMaker Pro データベースに変換でき、データの検索、ソート、レポート作成、共有をより簡単におこなえます。

あなたの仕事の仕方に合ったレポートやレイアウトを作成することにより、データを役立つ情報に変えることができます。FileMaker Pro には、レポートを作成しそのレポートをAdobe PDFファイルやExcelファイルとして同僚に電子メール送信する作業に役立つ、ステップごとに導いてくれるツールがそなわっています。

FileMaker Pro のリレーショナルデータベース管理システムを使用して、パワフルかつ柔軟なカスタムアプリケーションを作成することができます。パワフルなスクリプト言語を使用すれば、あなたの組織のために完全にスケーラブルなソリューションをデザインすることができ、繰り返しの作業を自動化することができます。

FileMaker Pro を使えば、データベースを安全に共有することは簡単です。同じネットワーク上の FileMaker Pro のWindows版やMac版のユーザが、同じデータベースファイルに同時にアクセスすることができます。FileMaker Pro の先進のセキュリティモデルを使用すれば、ユーザができることや閲覧できる情報をあなたが決めることができます。

FileMaker Pro に組み込まれているインスタントWeb公開機能を使用すれば、基本的なWebフォームや、Webベースのステータスの更新やステータスリストを簡単に公開することができます。FileMaker Webビューアを使用すれば、Webブラウザを開く必要なしに、Web上で利用可能な情報を活用できます。

問い合わせ先
ファイルメーカー株式会社・FileMaker TechNet 事務局
www.filemaker.co.jp
technet_info@jdr.filemaker.com

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