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Webアプリケーションフレームワーク「Next.js 14.2」がリリース

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 米Vercelは、同社の開発するオープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるNext.jsの最新バージョン「Next.js 14.2」を、4月11日(現地時間)にリリースしている。

 Next.js 14.2では、Turbopackのリリース候補版をローカル開発に利用できるようになった。Turbopackのリリース候補版は、現時点で統合テストの99.8%が完了しており、Next.jsアプリケーションのうち使用頻度が上位300に入るnpmパッケージにおいて、Turbopackによるコンパイルが可能であることが確認されている。なお、Turbopackは現時点ではオプトイン方式であり、利用の際には有効化が必要となる。

 あわせて、すべてのNext.jsアプリケーションにおける、全体的なビルドおよび本番環境のパフォーマンスの向上にも取り組んでおり、Tree shakingによるサーバコンポーネントとクライアントコンポーネント間の境界での最適化や、バンドルロジックのリファクタリングによるコンパイラの最適化を通じたビルド時のメモリ使用量削減、ページ間移動の際のスタイル競合を避けることを目的としたCSSチャンクなどが実施された。

 ほかにも、クライアント側ルータキャッシュの無効化期間を設定できるようにするstaleTimesの実験的な追加や、Parallel RoutesとIntercepting Routesにおけるクライアント側ルータキャッシュとの統合の改善、next dev実行時のエラーメッセージとスタックトレースの読みやすさを向上するための取り組みの継続、React 19のリリースに備えた最新の機能と改善点の統合をはじめとする、数多くの機能追加・改善が行われている。

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https://codezine.jp/article/detail/19392 2024/04/18 10:30

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