本書の内容

本書は、Perl言語でプログラミングする上で、筆者の経験を基に日々の仕事で使えそうなティップスやベストプラクティスを集めた本です。基礎知識は身につけている読者を想定して、Perlの基本文法やプログラミングの基本は意図的にカバーしていないため、プログラミング初心者にとって本書は難解かもしれません。

2009年に刊行した初版では、いまだに根強い「Perl＝CGI」「Perl＝オブジェクト指向ができない」「Perl＝開発が止まっている」といった間違った思い込みを正したいという当時の筆者の思いから、筆者が使っている最新ツールやモジュール、そして筆者の思い描くベストプラクティスなどを紹介しました。

しかし、皆様もご存じのとおりITの世界では技術の流行廃りや革新がものすごいペースで進んでいきます。Perlの世界も例外ではなく、この度久しぶりに原稿を読み返した筆者も愕然とするほどです。

そこで改訂版である本書は、初版刊行時にまだ存在していなかったplenv、PSGI/Plackを始めとするさまざまな最新ツールを盛り込みました。他にも、より「モダン」な形での紹介ができるように大幅な加筆修正を行っています。初版を読んでいただいた方にも読み応えのある内容に仕上がるものと考えています。

対象読者

• Perlの初級者から卒業したい人
  
• モダンで実践的なPerlの使い方を身につけたい人
  
• 業務で、より効率よくPerlを使用したい人

必要な知識

• Perlの基本的な文法を理解している

書誌情報

• 書名：　『モダンPerl入門 増補改訂版（仮）』
  
• 著者：　牧大輔 著
  
• 頁数：　（未定）
  
• 定価：　（未定）
  
• 判型：　B5変型
  
• 色数：　1色
  
• 刊行日： 2014年1月予定
  
• ISBN：　（未定）