Cloud Development 開発プロセス.NETDBこれからのアーキテクチャRIAWebソースコード・リーディング・ワークショップ
Developer Summit 2010参加登録の受付は終了しました。多数の申込みありがとうございました。

Cloud Development

インターネットやイントラネットなどネットワークの向こう側にあるコンピューティングパワーを活用するクラウドコンピューティングは、現在最も注目されている技術分野の一つでしょう。しかし、それぞれのクラウド提供企業やメディアが語るクラウドコンピューティングには多様な定義があり、実際にはどのようなものなのか把握するのはなかなか難しいです。今年のデブサミでは、様々な切り口からクラウドコンピューティングおよびその周辺技術を紹介し、クラウドコンピューティングの本質をとらえて行こうと思います。

コンテンツ委員
河村 嘉之
日本Javaユーザグループ / 日本Springユーザグループ

≪プロフィール≫
メーカー系SI企業にて、おもにサーバサイドを中心にJava関連のプロジェクトや技術評価をしていました。2度の米国勤務を経て、現在は、アプリケーションレイヤーのオープンソースソフトウェアを使ったビジネスに従事しています。また、日本Javaユーザグループ、日本Springユーザグループでは幹事として活動しています。

≪メッセージ≫
去年から今年にかけて、あまり明るくないニュースがあふれています。しかし、そんな中でも、テクノロジーは着実に進化をしています。また、このような厳しい環境は、テクノロジーを含め、プラットフォームの向かう先が大きく舵を切るきっかけになることもあります。 今年のデブサミでは、このような状況の中でも着実に進化する技術の芽ぶきを感じていただければと思います。

コンテンツ委員
鈴木 雄介
グロースエクスパートナーズ株式会社 / 日本Javaユーザーグループ / 日本Springユーザー会

≪プロフィール≫
流通系ユーザー企業からベンチャー、フリーランスを経て2008年8月より現職。企業システムのソフトウェア・アーキテクト。最近のテーマは異業種間交流。
Blog

≪メッセージ≫
21世紀の10年目。情報システムには「いかに作るか」だけではなく、「いかに良く使われるか」というテーマが求められています。ユーザーにとって価値あるシステムを提供するために何をすべきか。皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

開発プロセス

開発プロセスの世界も変化を迎えています。システム投資の変化により、短納期化、低予算化の傾向は続き、組織も開発プロセスも合理化が必要とされています。そのような時流の中で再び注目を集めているのが、アジャイルプロセスです。関心と理解が広まった結果、大メーカー、大規模プロジェクトにアジャイルプロセスを適用した事例が耳目を集めています。開発プロセストラックでは、決定的に変わってしまった世界に適応して変わらなければならないものと、変わらざる大事なものの二つを同時に扱います。やってきたアジャイル第二波、アジャイルプロセスの事例を軸に組織や個人のありかた、より世界を深く見るためのパターンやモデリングの世界などのテーマを考えます。

コンテンツ委員
和田 卓人
タワーズ・クエスト株式会社

≪プロフィール≫
タワーズ・クエスト株式会社 プログラマ兼取締役社長。2003年ごろアジャイル開発やテスト駆動開発に目覚める。その後さまざまな現場で実践を行った経験をもとに、雑誌記事を執筆したり、Web上で技術文書を書いて、テスト駆動開発やリファクタリングについての啓蒙活動を行っている。現在はSeasar.orgのコミッタとしての活動を行いつつ、社長として会社を回している。

≪メッセージ≫
昨年、世界は変わりました。私たちは大きな変化を目の当たりにしました。経済状況の大幅な悪化はシステム投資を冷え込ませ、私たちは自分の業界、自分の仕事について否応なく真剣に考えることになりました。あなたの強みは何でしょうか、弱みは何でしょうか。逆風の中で立ち、だれかに価値を与えられるものは何でしょうか。今年のデブサミで、これからのテーマを見つけてみませんか?

コンテンツ委員
太田 健一郎
日本アイ・ビー・エム株式会社 エンタープライズ・アーキテクチャー&テクノロジー /
(社)情報処理学会 ソフトウェア工学研究会パターンワーキンググループ

≪プロフィール≫
早稲田大学理工学研究科情報科学専攻卒業。現在は日本アイ・ビー・エムに所属し、テストを中心に各種のプロジェクトに携わる。トラブル・プロジェクトを防ぐための方法として、理論的に検証可能な要求の記述方法、テストがしやすいアーキテクチャ、テストがしやすい設計など、検証可能性を重視した開発に興味を持っている。

≪メッセージ≫
軽量言語、クラウド、そして文字通りのアジャイル開発。デブサミ2010でも取り上げるこれらの技術要素はすべてビジネスの世界にアジリティー(俊敏さ)を生み出すものです。最大限の利益を素早く生み出すIT投資が求められる現在、改めてアジリティーを生み出す技術をみんなで学んでみませんか?

.NET

Windows Azureが正式リリースされました。マイクロソフト系技術者でもそうでなくても注目すべきでしょう。また、今年は.NET Frameworkのバージョンが4になります。プログラミング言語もより柔軟になります。そして、Visual Studio 2010に代表される開発ツール。これまでに発表されてきた新技術をより扱いやすくなりました。現場での活用法を一緒に考えていきませんか?

コンテンツ委員
猪股 健太郎
日本ユニシス株式会社 .NETセンター

≪プロフィール≫
2002年より日本ユニシスの.NET専任部署に所属。2008年7月よりMicrosoft MVP for Visual C#受賞。
Blog

≪メッセージ≫
さまざまな技術をもった技術者たちが一堂に会するイベントです。普段と異なる気づきが得られるでしょう。ともに語り学びあいましょう。Developers Summitが、私たちの現場を私たち自身が変えていくきっかけになることを祈っています。 

DB

DB の世界は、いま大きく変わりつつあります。Web 時代の大規模サービス運用企業の知見が共有された結果、 RDBMS だけが唯一の選択というわけではなくなりました。あらためて、データとは何か、データを扱うとはどういうことかというテーマに対して考え、どういうソリューションが状況に適うのか、私たちは選択していかなければなりません。DB トラックでは RDBMS より深めるという軸と、 RDBMS 以外の選択肢に光を当てるという二つの軸からデータベースの世界に近づきます。

コンテンツ委員
和田 卓人
タワーズ・クエスト株式会社

≪プロフィール≫
タワーズ・クエスト株式会社 プログラマ兼取締役社長。2003年ごろアジャイル開発やテスト駆動開発に目覚める。その後さまざまな現場で実践を行った経験をもとに、雑誌記事を執筆したり、Web上で技術文書を書いて、テスト駆動開発やリファクタリングについての啓蒙活動を行っている。現在はSeasar.orgのコミッタとしての活動を行いつつ、社長として会社を回している。

≪メッセージ≫
昨年、世界は変わりました。私たちは大きな変化を目の当たりにしました。経済状況の大幅な悪化はシステム投資を冷え込ませ、私たちは自分の業界、自分の仕事について否応なく真剣に考えることになりました。あなたの強みは何でしょうか、弱みは何でしょうか。逆風の中で立ち、だれかに価値を与えられるものは何でしょうか。今年のデブサミで、これからのテーマを見つけてみませんか?

これからのアーキテクチャ

これからのアーキテクチャには、大きく変化するユーザー側のビジネス環境に適応し、一方で複雑化する技術を統合することが求められています。アーキテクトはユーザーやデベロッパーと協力しながら変化を見通し、その変化を受け入れる土台となるアーキテクチャを設計するのです。アーキテクチャゾーンでは、様々な切り口からアーキテクチャの可能性について検討し、アーキテクトの果たすべき役割について議論を重ねたいと思います。

コンテンツ委員
河村 嘉之
日本Javaユーザグループ / 日本Springユーザグループ

≪プロフィール≫
メーカー系SI企業にて、おもにサーバサイドを中心にJava関連のプロジェクトや技術評価をしていました。2度の米国勤務を経て、現在は、アプリケーションレイヤーのオープンソースソフトウェアを使ったビジネスに従事しています。また、日本Javaユーザグループ、日本Springユーザグループでは幹事として活動しています。

≪メッセージ≫
去年から今年にかけて、あまり明るくないニュースがあふれています。しかし、そんな中でも、テクノロジーは着実に進化をしています。また、このような厳しい環境は、テクノロジーを含め、プラットフォームの向かう先が大きく舵を切るきっかけになることもあります。 今年のデブサミでは、このような状況の中でも着実に進化する技術の芽ぶきを感じていただければと思います。

コンテンツ委員
鈴木 雄介
グロースエクスパートナーズ株式会社 / 日本Javaユーザーグループ / 日本Springユーザー会

≪プロフィール≫
流通系ユーザー企業からベンチャー、フリーランスを経て2008年8月より現職。企業システムのソフトウェア・アーキテクト。最近のテーマは異業種間交流。
Blog

≪メッセージ≫
21世紀の10年目。情報システムには「いかに作るか」だけではなく、「いかに良く使われるか」というテーマが求められています。ユーザーにとって価値あるシステムを提供するために何をすべきか。皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

RIA

RIAゾーンがデブサミに登場するのは3回目となります。現在使用している基幹システムををリプレイスし、Webベースのアプリケーション(RIA)に置き換えて行く流れは、リーマンショック後も脈々と続いています。3回目の今年は「RIAをお客様に提案する意味」「RIAを導入する意味」に着目し、現場で敏腕を奮っていらっしゃる方にお話いただきます。生々しい本音が飛び出す予定です。是非お越しください。

コンテンツ委員
岩切 晃子
株式会社翔泳社 取締役 メディア事業部

≪プロフィール≫
26歳で翔泳社に入社。Dr.Dobb's Journal日本版プロジェクトに配属されたことをきっかけに、この道へ。プログラミングのことは、全く分からなかった入社時から、現在に到る人とのつながりの中で、テクノロジーの変遷を学んできました。そんなわけで、独学で知恵を学ぶ際に一番効果的なのは、「本」と「コミュニティ」と思うようになりました。そんな思いから、各種コミュニティの立ち上げに関わったり、Developers Summitのコンテンツを担当しています。

≪メッセージ≫
時代は今、「転換期」だと思っています。この時期を、「IT大航海時代」と名付け、荒波の中、悠々と航海している方々にデブサミ2010に出ていただきたいと思いました。是非、同じセッションを受講された隣の方や、ブースに出展されている方、講師の方など、普段接することがない方とお話してみてください!デブサミ2010で、羅針盤や航海術や目印になる星をなど、現場に持った帰れる手がかりを見つけていただけたら、こんなにうれしいことはありません。

Web

近年Webは当たり前の技術となり、社会のインフラを支えるプラットフォームの一つとして欠かせないものになりました。それによってデベロッパーは今まで以上にWeb標準に従い、Webセキュリティを考える必要がでてきました。しかし現状のWebの技術は、複数のベンダーの実装や不安定な仕様の上に成り立っており、標準化/規格化と実際のギャップについてまとまった情報が少ないのが現状です。そのギャップを埋めるべく、OpenSocialを利用した携帯アプリケーションの最新利用から、次世代Web標準HTML5の実際、ECMAScript5の規格化動向など、最新のWebテクノロジーに関する幅広い話題をお届けしたいと思います。

コンテンツ委員
竹迫 良範
サイボウズ・ラボ株式会社 / Shibuya Perl Mongers

≪プロフィール≫
サイボウズ・ラボ株式会社。広島市立大学 情報科学部 情報機械システム工学科知能ロボット講座を卒業し、Shibuya.pm二代目リーダーに就任。Microsoft MVPアワード(Developer Security)受賞。セキュリティ&プログラミングキャンプ講師、U-20プログラミングコンテスト審査委員などを務める。オライリーPerlクックブック第2版の監訳なども。
Blog

≪メッセージ≫
ITは既に社会に欠かせないインフラとなってきました。産業としてはまだ歴史の浅いこの業界ですが、みんなが安全で幸せに暮らせる社会を実現するために、デベロッパーが今なすべきこと、これから気をつけるべきことなどについて一緒に考えていければと思います。

ソースコード・リーディング・ワークショップ in デブサミ2010 協力: 日本IBM株式会社

ソースコードを「読む」スキルは鍛えられていますか?ソフトウェア規模が大きくなり、派生/保守/追加開発等の割合がふえた結果、エンジニアやプログラマにとって「書く」スキルだけでなく「読む」スキル、そして、読む時間を見積るスキルも重要性を増してきています。本セッションは、組織やプロジェクトの垣根を越えて参加者全員で同一のJavaソースコードを実際に読み(1時間程度)、自身の読みすすめ方を語り合い、分かち合う(20分程度)セッションです。また、奈良先端科学技術大学院大学がソフトウェア開発の実務者を対象に実施してきた調査結果(所要時間、読み進め方の特徴、対象ソースコードとの関連)も紹介し、ソースコード読解スキル、見積りスキル向上に役立てていただくことを目指しています。
※ 本セッションは事前の準備とセッションの主旨にご同意いただいた方を対象としております。参加申込ページにて「主旨と事前準備」をご覧ください。
【参加者特典】
ソースコード・リーディング・ワークショップの参加者に朗報!
参加者特典として先着限定100名様に翔泳社書籍「ルーチン力」プレゼント♪

【関連記事】
http://codezine.jp/article/detail/4388
http://www.ibm.com/developerworks/jp/opensource/library/j_os-codereview/

森崎 修司
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 / Working Group of International Research Cooperation on Software Inspections 共同代表

≪プロフィール≫
情報通信企業でソフトウェア開発、開発管理、レビュー、第三者レビューに従事した後、現職。 200社超の企業とソフトウェア開発における課題を検討しつつ、スウェーデン、ドイツで構築 されつつあるソフトウェア開発者と研究者のエコシステムを日本国内でも構築すべく活動中。 専門はソフトウェアレビュー、ソフトウェア計測、エンピリカルソフトウェア工学。

保田 裕一朗
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士前期課程

≪プロフィール≫
ソフトウェア工学講座のソフトウェアレビュー研究班に所属し,コードレビューのコストに関する研究に取り組む。

スーパーバイザー

角谷 信太郎
株式会社永和システムマネジメント サービスプロバイディング事業部 チーフプログラマ / 日本Rubyの会
福井 厚
アバナード株式会社 グループマネージャ, CTOアーキテクト / マイクロソフト認定アーキテクト(MCA) / VSUG運営委員 / XPJUG企画担当

お問い合わせ

Developers Summit運営事務局
(株式会社翔泳社内)
E-mail:devinfo@shoeisha.co.jp