Developers Summit 2005 - デブサミ2005/2005年2月3日(木)・4日(金)

タイムテーブル Developers Summit

 




<Java/J2EE>
2005/02/03(木曜日)のセッション概要

【10:00から~11:00まで】
ITアーキテクトの醍醐味
日本アイ・ビー・エム株式会社 ICP エグゼクティブITアーキテクト
榊原彰

‘86年の入社以来多数のプロジェクトに参画。現在はプロジェクト支援の傍ら,開発方法論や開発支援ツールの開発,およびアーキテクチャ構築技術の展開を推進。情報処理学会,プロジェクトマネジメント学会,IEEE,ACMの各正会員。SEC見積り手法部会主査。日科技連SPC研究会副委員長。WWISAメンバー。

【関連書籍】
ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系 - SWEBOK
MDA モデル駆動アーキテクチャ
実践 アジャイルテスト / 実践 アジャイルテスト / システムアーキテクチャ構築の原理 ITアーキテクトが持つべき3つの思考 / プロブレムフレーム ソフトウェア開発問題の分析と構造化 / Eclipseモデリングフレームワーク


現役ITアーキテクトが自分のIT人生をさらけ出し,辛かったこと,嬉しかったこと,悲喜こもごもの体験を語る。渡り歩いたプロジェクトを紹介しつつ,そ もそもITアーキテクトって何だ,ITアーキテクトとして必須なスキル・経験って何だ,という根本概念をあらためて見つめなおす1時間。
【11:15から~12:00まで】
事例から学ぶJ2EEシステム構築と安定稼働の手法と留意点
株式会社日立製作所 ソフトウェア事業部 Java/XMLソリューションセンタ チーフアーキテクト
小川秀樹

1984年日立製作所に入社。自社のメインフレームおよびサーバのOLTP製品である“XDM E2”、“OpenTP1”や、Webアプリケーション・サーバ製品“Cosminexus”の企画・開発に従事。現在はJ2EE、XMLを活用したシステム構築のためのITコンサルティングや、市場に対する普及・啓蒙活動をまとめている。また、電子情報技術産業協会、EJBコンポーネントに関するコンソーシアム、OSPGの委員を務めている。


J2EEシステム開発プロジェクトでの豊富な経験を持つ技術者が、事例をベースにしてミッションクリティカルなJ2EEシステムの構築と、安定稼働のポイントについてご紹介する。
【13:00から~14:00まで】
私が「泣かせた」ITコンサル、「尊敬する」ITコンサル
清水建設株式会社 情報システム部 情報コンサルティング・グループ システム開発課長
安井昌男

【関連書籍】

仕事のとれるSE
戦略的 要求開発のススメ


高度な専門知識を有するITコンサルの方々には、多くの機会でお世話になる。しかし、どなたも一度は「とんでもない」ケースを耳にすることがあるのではな いか。サービスの受給者となるユーザーの視点から見ると、この「とんでもない」ケースにはパターンがあるように思える。このパターンを述べることで、逆説 的に「ユーザーの期待する」ITコンサル像を明らかにしたいと考えている。
【14:15から~15:00まで】
J2EE開発は難しくない! ~ Rational Software によるビジュアルJ2EE開発入門
日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業部 シニア・テクノロジー・エバンジェリスト
米持幸寿

1987年に日本アイ・ビー・エム入社。メインフレームOS、ミドルウェアの障害対応、障害解析ソフトウェアの開発、ワークフローシステム開発、オブジェクト指向開発、Web開発など経験。 2000年より、ソフトウェアのテクノロジーエバンジェリストとして活動中。

【関連書籍】
Webサービス完全解説 / かんたんサーバーサイドJava / これならわかるEnterprise JavaBeans



【15:15から~16:15まで】
ユーザに泣かされない技術者になるために ~泥臭い事例~
ウルシステムズ株式会社 代表取締役社長
漆原茂

1987年 東京大学工学部卒業。同年沖電気工業入社。同社在籍中1989年より2年間、スタンフォード大学コンピュータシステム研究所客員研究員。オープンシステムでの大規模基幹系システムを多数手がける。オープン系のトランザクション処理技術の世界標準策定に関与、製造・流通・公共・通信・金融・サービス等の広い分野でのシステム構築を実施、先端技術の導入を推進した。2000年7月、企業のビジネス戦略に直結した業務とITの融合を目指し、ウルシステムズを起業、代表取締役社長に就任。現在に至る。


厳しいプロジェクトを救うのも、逆にプロジェクトを混迷に導いてしまうのも技術者だ!何故、先端技術を使っているはずのプロジェクトが混乱し現場が修羅場 と化してしまうのか?取材厳禁、門外不出の「現場からの教訓」。例年好評につき、今年で第3回目、よりパワーアップしてお届けする。
【16:30から~17:15まで】
止めない、止まらないJ2EEアプリケーション構築への近道
日本BEAシステムズ株式会社 デベロッパマーケティング マネージャ
佐々木政和

UNIXシステムラボラトリーズパシフィック、ノベル、日本BEAシステムズとTuxedo、Weblogic製品の成長とともに技術サポート、SEなどを経験。理想のITインフラ(ミドルウェア)を創るためには、開発現場のニーズを的確に製品化することが重要という信念を持つ。現在、「会社の枠を越えた開発者コミュニティ」dev2devの活動で多忙。


昨今の企業ITシステムに求められる「24時間365日運用」の課題への最適解を探ります。これまで、現場の開発者、運用管理者の頭を悩ませて来た「アプ リケーションやアプリケーションサーバのバージョンアップ」、「高可用性アプリケーション実現」と言った難問をシンプルに解決。日本の開発現場からの拡張 要求が反映された次期バージョン「BEA WebLogic Server 9.0」の開発方針とミッションクリティカルシステム実現のための新機能を説明します。
【17:30から~18:30まで】
J2EEシステムを"しっかり仕上げる"ために
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 インターネットビジネス部 部長
紀平篤志

1984年日立ソフト入社。同社でメインフレームOS上でのDBMS開発、システム運用管理製品の開発、Eコマース製品の開発やシステムインテグレーションとしてEコマースシステムの構築などに携わる。2002~2003年、EJBコンポーネントに関するコンソーシアムにてパフォーマンス研究会をまとめ、2003年「J2EEパフォーマンスチューニング徹底解説」を執筆。現在、主に大規模システムの統括PMとして活動中。


J2EEシステムを"しっかり仕上げる"ためには、小規模プログラムの開発と同じことをやっていてはダメだ。大規模な開発では、それなりにプロジェクトマ ネージメントや標準開発プロセスが重要となってくる。本セッションでは、中規模から大規模なシステム開発のプロセスについて説明することにした。これから 企業で大規模システム開発を行っていくみなさんの一助になれば幸いだ。

<Java/J2EE>
2005/02/04(金曜日)のセッション概要
【11:15から~12:00まで】
最新 JSF 対応! Sun Java Studio Creatorではじめる「かんたん開発」
サン・マイクロシステムズ株式会社 プロダクトマーケティング本部 主任
若林夏樹

2000年 サン・マイクロシステムズ入社。Webミドルウェア関連製品のプロダクトマーケティングに従事。以来、一貫してWebミドルウェア製品を扱い、現在開発ツール製品を担当。


簡単にJSP/Servlet 開発をしてみたい開発者に朗報です。実際にCreatorを使って、データベースからデータを読み込み、表示するWebアプリケーションを作成します。 Webサービスやカスタマイズ方法など、様々なCreatorの使い方をデモンストレーション中心に説明します。
【14:15から~15:00まで】
遂に登場、Sunの統合開発環境 Java Studio Enterprise 7
サン・マイクロシステムズ株式会社 クライアント・ソリューション統括本部 アーキテクト
藤井彰人

富士通を経てサン・マイクロシステムズに入社。SunSoft, Sun/Netscape Alliance, iPlanet, Sun ONEと、一貫してサンのソフトウェア製品技術部門に所属し、J2EE, Web Services 技術を中心にサーバ製品を担当。現在、エンタープライズ・ウェブ・サービス本部において、シニア・ソリューションアーキテクトとして活動中。


真のエンタープライズ向け統合開発環境 Java Studio Enterprise 7をデモを交え紹介します。J2EEの開発だけでなく、UMLモデリング、負荷テスト、 プロファイリングまで様々な機能を盛り込み、Portlet、 SSOアプリケーションの開発までAll in Oneで実現する新しいSunの開発ツールをご覧ください。
【15:15から~16:15まで】
さらに進化した Java - J2SE 5.0 の新機能
サン・マイクロシステムズ株式会社 Javaプラットフォーム国際文化開発部 主幹部長
奥津正義

サン・マイクロシステムズに入社後、Solaris の国際化プロジェクトにてコードセットインデペンデントプロジェクトに参画。JavaSoft部門設立後、Java の国際化に携わり、Java のInput Method Framework の開発プロジェクト等を経験。現在はサンの Java Web Services部門の国際化チームにて、J2SE の国際化関連ライブラリの開発および API 等の国際化作業支援とコンサルタントに従事。



【16:30から~17:15まで】
Seasar2とS2JSFのイントロ
Seasar Project メインコミッタ

ひがやすを

DIContainerであるSeasar2とそのJSFのフレームワークであるS2JSFの基本を誰でも理解できるように優しく説明する。
【17:30から~18:30まで】
S2JSFによるプレゼンテーション層の革命
Seasar Project メインコミッタ

ひがやすを

ViewのテンプレートにHTMLを使い、HTMLのタグを任意のJSPのタグにマッピングできる魔法のようなフレームワークS2JSFについて説明する。



<データベース>
2005/02/03(木曜日)のセッション概要

【10:00から~11:00まで】
データモデルは作るだけでいいのか?
株式会社メタジトリー 取締役
JEMUG(Japan Enterprise Modeling ユーザー会) 会長
松本聰

石油化学関連メーカーで、情報基盤の整備、システム開発方法論の普及に携わる。データおよびビジネスのモデリング技術に着目し、関連子会社でコンサルタントとしてビジネスを展開。 2003年㈱メタジトリー 設立。経営とシステムを結ぶコンサルタントとして活躍中。

【関連書籍】
IDEF1X
クライアント/サーバ業務分析手法
業務モデルとデータモデルの考え方


DBマガジン誌などでは、データモデルの作り方に焦点が当たっていますが、作ることと同時に、そのモデルを管理し、拡張していく必要があります。 本セッションでは作りのイロハから管理、拡張のイロハについて説明します。
【11:15から~12:00まで】
データベースの運用業務を理解しよう -Oracleデータベースにおける運用上の注意点とその対処方法-
株式会社日立システムアンドサービス プロフェッショナルサービス部 課長代理
小川清司

入社以来、Oracleデータベース・ソリューションサービス業務を担当。金融系のお客様を中心に各種システムのOracleデータベース設計/構築、チューニング、コンサルテーション作業に携わる。現在は、セキュリティ製品を担当し、データベース・セキュリティ分野のリーダーとして活躍中!


システムの中心となるデータベースのパフォーマンス悪化や突然のダウンは、大きな問題であり、日々の管理が不可欠である。また、個人情報保護法をはじめとした法や規則に対応するためにセキュリティを確保することも重要となってきた。本セッションでは、最悪の事態に陥らないために管理者が最低限行うべき運用作業とその方法について解説する。
【13:00から~14:00まで】
Web-DBシステムチューニングのポイント
株式会社日本総合研究所 技術本部 マネジャー
鈴村幸太郎

流通や金融のシステム開発に携わった後、技術開発グループにてフレームワークの開発やオブジェクト指向技術の調査研究を行う。最近はEclipseの書籍の執筆など。現在、日本総合研究所技術本部ソフトウエア基盤チームのマネジャーを勤める。

【関連書籍】
開発のプロが教える標準Eclipse 3.0完全解説 --インストールからリッチクライアント解説まで
開発のプロが教える標準Eclipse完全解説―インストールからプラグイン開発まで


Web-DBシステムにおける、性能評価の手法とチューニング技術について解説する。負荷テストツールを使ったテストのやり方とAppサーバ、DBサーバそれぞれのチューニングポイントの勘どころ、アプリケーションの性能改善について、実際の性能評価作業を踏まえて説明する。

<データベース>
2005/02/04(金曜日)のセッション概要

【10:00から~11:00まで】
XMLとデータベースの関係を解き明かす
EMCジャパン株式会社 ソリューション・コンサルティング部  ソリューション・アーキテクト
一志達也

Oracleの正規代理店を務めるSIerにおいて、主にインフラ系を担当するエンジニアを経験。中小規模から大規模システムまで、幅広く関わってきている。現在はEMCにおいて、Oracleを効果的に活用するストレージソリューションの開発と拡販を担当。 DB MagazineやdotNET Magazineなどに寄稿するライターとしての顔も持つ。プレゼンテーションのスタイルはジャパネットたかた式。

【関連書籍】
Oracle Database 10g 即効活用ブック
新 やさしいOracle PL/SQL入門 / Oracle 10g真剣勝負 / OracleユーザーのためのSQL Server 2000 速習ガイド / やさしいOracle PL/SQL入門 / Oracle 8i スキルアップガイド


Webサービスの普及などによって、XMLも実践的に使われるシーンが増えてきた。アプリケーション間でやりとりされるデータの表現にXMLが用いられる場合、データベースではXMLをそのまま格納すべきなのか、それともデータを取り出してからXMLに加工するべきなのか。それによって何が変わるのか。他に考慮すべきことはないのだろうか。このセッションでは、デモンストレーションを交えながら、データベース側ではXMLをどう捉えればいいのか、どのような手段が考えられるのかを紹介する。
【11:15から~12:00まで】
ユーザを満足させるOracleデータの社外活用!納得の先進双方向同期
アイエニウェア・ソリューションズ株式会社 エンジニアリング統括部 システムエンジニアチーム シニアコンサルタント
株式会社PFU

京大卒業後、(株)グルージェント入社。JavaによるWebアプリケーションで金融や物流システムなどを構築。その後、アイエニウェア・ソリューションズ(株)に入社し、現在に至る。SEとして、主にSQL Anywhereを使ったDBアプリケーションや分散DBシステムのコンサルティング業務を行っている。個人では、RubyやJBossやDebianを愛し、雑誌などに寄稿。DebianのOfficial Developerになるべく、現在、Applicant審査中。


基幹のOracleデータを社外でストレスなく活用するにはリモートマシンにDBを搭載する方法がネットワーク環境に左右されず効果的である。それを支えるのが高速で信頼性の高い当社の同期技術である。本セッションでは大規模ユーザ案件において評価されたその先進技術をデモを交えて説明する。
【13:00から~14:00まで】
SQL チューニング ~インデックスの理解 : SQL Server 編~
PASSJ アフタースクール コンテンツ リーダー
松本美穂

IT TRAINING STUDIO(http://www.ittraining.jp) IT 教育コンサルタント/ライター。SE 向けトレーニングの実施、企画、テキスト開発などを行なっている。SQL Sever との出会いは 4.21a から。当時はこのようなメジャーな製品になるとは思ってもみませんでした。主な著書は「SQL Server 2000 でいってみよう」(翔泳社)。2004 年 4 月より Microsoft MVP for SQL Server に認定される。現在、PASSJ(SQL Server ユーザーグループ)を中心に活動中。

【関連書籍】
ASP.NETでいってみよう / SQL Server 2000でいってみよう


このセッションでは初級ユーザーを対象に中・上級者へステップアップするための、SQL チューニングのポイントを説明します。SQL Server を題材に、ヒープ、クラスタ化インデックス、非クラスタ化インデックスの構造を比較しながらデモを交えて分かりやすく解説します。
【14:15から~15:00まで】
スマートデータベース Cacheの実力
インターシステムズジャパン株式会社 セールスエンジニア 統括部長
佐藤比呂志

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、住友スリーエムでソフトウェアエンジニアとして活躍後、1986年日本DEC株式会社入社、エンジニアリングマネージャ。1996年より同社にてCACHE の日本での販売に携わる。1998年に同社がコンパックコンピュータと合併。2001年11月、インターシステムズコーポレーション入社。2003年2月より現職。九州大学理学部生物学科卒業。

【関連書籍
Cache デベロッパーズガイド


Cacheは一般的なDBMSと同様なデータの格納庫を提供するだけではなく、強力なオブジェクト指向プログラミング言語を内蔵しており、データに知性を持たせることが可能な処理系である。それがもたらすスピード(実行時の速さ、開発の早さ)とスマートさについて紹介したい。
【15:15から~16:15まで】
データベースセキュリティ
有限会社コザック 代表取締役
PASSJ(SQL Serverユーザーグループ)理事/セキュリティ分科会ボードリーダー
河端善博

高校生のころに、ポケコンでプログラムに興味をもち、仕事ではPC用のワープロ、表計算ソフト、CAD、建築3Dパース作成ツールを 作ってきました。 WindowsNT/SQLServerがベータ公開されたときに転職し、業務システム、イントラネットの開発を、 SQLServer,IIS,ASPを使って行うようになりました。その後 ISPでシステム運用業務を行ったあと、現在は独立して、Windows 系の インターネットシステム業務に携わっています。

【関連書籍】
Bloggers! / Windowsデータベースプログラミング ADO実践講座 / ADSI ASPプログラミング / ASP2.0 標準講座 / ASP デベロッパーズガイド



【16:30から~17:15まで】
最新版「Object Browser9.0」の新機能と便利な使い方
株式会社システムインテグレータ 代表取締役社長
梅田弘之

「エンジニアの祭典」というコンセプトに共感し、デブサミへの参加も3回目。多くのエンジニアの熱意と向上心の強いビームに、こちらも熱くなっています。常駐・派遣主体の日本のIT業界に憂いを感じつつ、個々の技術者たちのモチベーションの高さに期待を寄せています。みなさんと一緒に楽しいセッションができたらと思っています。

【関連書籍】
SI Object Browser ではじめるDBシステム構築入門 / グラス片手にデータベース設計~生産管理システム編 / パッケージから学ぶ 4大分野の業務知識 / 実践!プロジェクト管理入門 増補改訂版 / グラス片手にデータベース設計~会計システム編 / 72のキーワードから学ぶ実践データベース / グラス片手にデータベース設計~販売管理システム編 / Oracleプログラミング教習所 / 実践!プロジェクト管理入門 / OracleユーザーのためのSQL Server 2000 速習ガイド


実際に「テストデータ作成機能」を使って100万件のデータを生成し、SQLに対するコストベースオプティマイザの実行計画を確認。インデックスや制約を付けた場合の更新パフォーマンスの低下度合い、カーディナリティと統計情報により実行計画が異なることなどを検証。Oracleに届く生SQLをトレースしてOBのSQL画面にセットする新機能も紹介。
【17:30から~18:30まで】
デモで学ぶ、BI構築の方法とポイント
株式会社システムインテグレータ 代表取締役
PASSJ(SQL Serverユーザグループ)技術顧問

梅田弘之

「エンジニアの祭典」というコンセプトに共感し、デブサミへの参加も3回目。多くのエンジニアの熱意と向上心の強いビームに、こちらも熱くなっています。常駐・派遣主体の日本のIT業界に憂いを感じつつ、個々の技術者たちのモチベーションの高さに期待を寄せています。みなさんと一緒に楽しいセッションができたらと思っています。

【関連書籍】
SI Object Browser ではじめるDBシステム構築入門 / グラス片手にデータベース設計~生産管理システム編 / パッケージから学ぶ 4大分野の業務知識 / 実践!プロジェクト管理入門 増補改訂版 / グラス片手にデータベース設計~会計システム編 / 72のキーワードから学ぶ実践データベース / グラス片手にデータベース設計~販売管理システム編 / Oracleプログラミング教習所 / 実践!プロジェクト管理入門 / OracleユーザーのためのSQL Server 2000 速習ガイド


BI(ビジネスインテリジェンス)構築経験の薄いエンジニアを対象に、BI構築方法やポイントを説明。BIは難しいと思われているが、実はこんなに簡単!ということをデモを中心に紹介する。ETLツールとデータクレンジング、データウェアハウスの持ち方、ディメンジョンやメジャーなどキューブ設計のポイント、OLAP分析などを本当に理解しよう。



<デブサミテーマゾーン>
2005/02/03(木曜日)のセッション概要

【10:00から~11:00まで】
成功への動機づけに欠かせないプロジェクトマネジメント
日本アイ・ビー・エム株式会社 取締役専務執行役員
冨永章

1971年日本IBM入社、多数のシステム開発とPMを実施、同社SI推進本部長等を経て1995年取締役、2002年専務。IT業界・学界・政府委員などでも広く活動。現在、PM学会副会長のほか、大学院複数での講義も。IEEE-CS、ACM、PMI、情報処理学会等に所属。主な著書に「解説:アーンド・バリュー・マネジメント」(PM学会)。


現代における成功に欠かせないものは何か。イノベーション時代の今、随所に進歩のアンバランスが見られる。なかでもソフトウェア・プロジェクトは難易度を年々高めている。ほぼあらゆるモノに組み込まれるソフトウェアは、大きくなる一方だ。 本セッションでは現代のPMの楽しみと有用性を語る。

<デブサミテーマゾーン>
2005/02/04(金曜日)のセッション概要

【10:00から~11:00まで】
システム開発の見積経験則
グローバルナレッジネットワーク株式会社 副社長
エー・アンド・アイシステム株式会社 顧問
馬場史郎

1965年に日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。SE、SE企画、統括SE部長として働く。 1993年に萬有製薬へ入社。各種プロジェクトを実施。 1999年にグローバルナレッジネットワークに入社。SE・営業の教育初めエンドユーザー教育、各種教育システム作りに従事。現、「日経コンピュータ」連載中、エーアンドアイシステム(株)顧問。

【関連書籍】
信頼されるSEの条件


システム開発プロジェクトにはファンクションポイント初め各種手法があるが、当セッションはそれについて述べるのではなく、現実のSIビジネスを行う際に見積り手法も含めどの様な要素をどの様に考えて見積もれば良いか、それについて経験をベースに説明し、あわせてSEのあり方のヒントを与える。
【13:00から~14:00まで】
はてなの作り方
株式会社はてな 代表取締役社長
近藤淳也

1998年京都大学理学部卒業。京都大学大学院理学研究科入学。2000年同大学院退学。カメラマンなどを経て2001年有限会社はてな創業。人力検索を核としたウェブサイト「はてな」を立ち上げる。その後はてなアンテナ、はてなダイアリーなどを公開。2004年に株式会社へと改組を行い、東京移転。
Blog : http://d.hatena.ne.jp/jkondo/

【関連書籍】
「へんな会社」のつくり方


人力検索、はてなアンテナ、はてなダイアリーなどからなるコミュニティサイト「はてな」の最近の取り組みを、システム的な側面ではなく、主に「コミュニティ」という側面からご紹介します。 住所登録問題を経て、ユーザー本位のユーザー参加型コミュニティを目指すはてなが行う意思決定方法改革や、情報削除に関する姿勢、さまざまな情報公開などの取り組みをご紹介しつつ、開発者も多数参加するはてなコミュニティがどのように運営されているのかをご紹介します。



<プロジェクトマネジメント>
2005/02/03(木曜日)のセッション概要

【11:15から~12:00まで】
ITSS時代のプロジェクト人材戦略 ~キャリアのオープンプラットフォーム化が始まる~
株式会社パソナテック HR担当取締役
加藤直樹

【関連書籍】
スタンダードテキスト アルゴリズム入門 新装版


プロジェクトマネジメントの成否において、チームビルディングつまりメンバーアサインが重要な要素を占めると考えられる。 ITSSに見られるようなスキルの標準化の流れの中でプロジェクトにおける人材戦略のあるべき姿をご紹介します。また、あわせてパソナテックが提供するITSS導入ソリューションについてもご紹介します。
【13:00から~14:00まで】
失敗から学ぶプロジェクトマネジメント
アイシンク株式会社 CEO
伊藤健太郎

アイシンク(株)代表取締役 2000年5月にアイシンク(株)を設立し、理論と実践両方の観点からプロジェクト成功確率の向上のためのプロジェクトマネジメントに特化したサービスを実施中。PM研修、PM評価制度構築などのコンサルティング、エグゼクティブ向けやPMOに関する講演なども多数実施している。

【関連書籍】
プロジェクトはなぜ失敗するのか
カーズナーの実践プロジェクトマネジメント
成功するプロジェクトマネジメント


プロジェクトの失敗はなぜ起こるのであろうか。 そして、なぜなくならないのだろうか。このセッションでは、まずプロジェクトの失敗の本質を検討し、次に失敗経験を基にどのようにプロジェクトマネジメントを進化させていったらよいのかを組織、人、環境という視点で考えていくものです。
【15:15から~16:15まで】
技術系コーチング入門
合資会社 ホンマ・ドットコム 社長
本間直人

九州工業大学大学院博士後期課程単位取得退学。情報工学修士。NPO法人 国際ファシリテーション協会理事、NPO法人 学習学協会事務局長。 NPO法人日本危機管理学総研副理事長。 講演活動では、コーチング、コミュニケーションのほか、創造的問題解決支援講座など、講演、研修講師として活動中。

【関連書籍】
ケーススタディで学ぶ 「コーチング」に強くなる本・応用編
チーム力をつくる3ステップ


技術系コーチングについて、PMになりたい、リーダークラスを対象とする。言語コミュニケーションの見直し、目標管理、やる気を引き出すためにできる環境設定などについて、徹頭徹尾参加型でWSをおこない、参加者の学びをサポートする。
【16:30から~17:15まで】
現実解。こうすればできる構成管理
ボーランド株式会社 テクニカル ソリューション デリバリー本部
富山義明

東京大学大学院理学系専攻科博士課程中退、理学修士。1992年日立CE(現日立IT)入社後セキュリティビジネスセンタ長等を経て、2000年外資系へ。2003年ボーランド入社後は、アプリケーション開発の管理系製品の説明で国内を飛び回っている。


構成管理の必要性は十分に理解できていても、いざ実践となるとさまざまな困難に直面する。このセッションでは、Borland StarTeamを例に、ツールを活用してどのように構成管理を実践するのか、現場に浸透させるのかを豊富なデモを交えて紹介する。
【17:30から~18:30まで】
見積からスケジュール作成までの勘所
株式会社日立製作所 情報・通信グループ プロジェクトマネジメント本部 センタ長
日本ファンクションポイントユーザ会 事務局長
プロジェクトマネジメント学会 評議員
初田賢司

1980年、日立製作所入社。製造業のシステム・エンジニアを経てソフトウェア生産技術の開発に従事。現在はPMOに所属し、プロジェクトマネジメント分野のエンジニアリング化に取り組み、施策立案から組織への定着化までを担当。


ソフトウェア開発を伴うプロジェクトの成否は、見積から計画段階のマネジメントに大きく左右される。本セッションでは、ファンクションポイント法やWBSを用いたスコープ定義からスケジュール作成、リスクマネジメントまで一連の技法の解説を通して、合理的、論理的な見積/計画を作成する方法を考える。



<.NET>
2005/02/03(木曜日)のセッション概要

【14:15から~15:00まで】
細やかな和のこころをWindowsアプリケーションへ ~GUIがエンドユーザーの満足度を決める~
グレープシティ株式会社 マーケティング・コミュニケーション本部 本部長

福地雅之

1997年11月グレープシティ(旧:文化オリエント)に入社。同社PowerToolsシリーズのテクニカルサポートを経て、1998年9月にサポートチームマネージャに就任。2002年からは現在のマーケティング・コミュニケーション本部にて、PowerToolsシリーズのマーケティングを統括する。


「和暦入力」「角丸罫線」「Enterキー移動」などGUIに対するエンドユーザーの要求は繊細で高度だ。それを実現するGUIこそが、生産性つまりエンドユーザーの満足度を左右する鍵である。PowerToolsシリーズで実現するこれらの「日本仕様GUI」をデモを交えて紹介する。
【15:15から~16:15まで】
.NETでアジャイル ペアプロ ライブ!~VB.NETはテスト ファーストで行こう!
太陽システム株式会社システム技術部主任
INETA Japan
XPJUG
中西庸文

VB6でのActiveX DLL開発に従事していた際にeXtreme Programmingに出会い、VBUnitを使用したテスト駆動開発を始めました。現在は.NETでのアジャイル開発の実践、普及に尽力しています。今後ますます.NETでのアジャイル開発者が増えていくことを期待しています。


株式会社大塚商会 テクニカルソリューションセンター MSソリューショングループ シニアスペシャリスト
日本XPユーザグループ企画担当
INETA Japan コミュニティリーダー
福井厚

メーカー系サポートでOS、言語などを担当後、ソフト開発会社でC/S型業務パッケージ、C/C++用ライブラリ等の開発を経験。94年に現在の会社へ入社。COM+による分散フレームワークの開発などを経て、現在はマイクロソフト系の技術コンサルタント。オブジェクト指向とアジャイル開発プロセスに関心を持つ。


クラスの実装前にテストを記述するスタイルのテストファーストと自動テストは、ソフトウェアの品質を維持するための最適な実践方法だ。DBを利用する業務システム開発では、手作業でしかテストできないなんて諦めてはいなかっただろうか。楽しく健全なVB.NETでの開発をこのセッションで体感してみよう。
【16:30から~17:15まで】
Visual Studio 2005 概要
マイクロソフト株式会社 デベロッパーマーケティング本部 プロダクトマーケティング部 マネージャ
磯貝直之

Office Developer、Passport/Alerts のマーケティングを歴任後、現在はVisual Studio 2005 のマーケティングを担当。ソフトウェアの開発だけではなく、ソフトウェアを利用するユーザーや、運用する管理者の生産性をいかに包括的に高められるかが、職務における一貫した関心の対象。


来年登場予定の Visual Studio 2005 では、Web アプリケーションやデスクトップ クライアント、モバイル デバイスなど、広範なアプリケーションの開発を現在よりいっそう効率化されます。その効率化は、それぞれの開発言語の強化や、各種アプリケーション プラットフォームとの統合、そして大規模チーム開発対応を含む統合開発環境の革新など、包括的な強化により実現されます。本セッションでは、皆様のアプリケーション開発に役立つことが間違いない、Visual Studio 2005 の全般的な機能強化について説明します。
【17:30から~19:00まで】
INETA Japan Presents VB.NET vs C# 『.NET 言語合戦』
有限会社コザック 代表取締役
PASSJ(SQL Serverユーザーグループ)理事/セキュリティ分科会ボードリーダー
河端善博

高校生のころに、ポケコンでプログラムに興味をもち、仕事ではPC用のワープロ、表計算ソフト、CAD、建築3Dパース作成ツールを 作ってきました。 WindowsNT/SQLServerがベータ公開されたときに転職し、業務システム、イントラネットの開発を、 SQLServer,IIS,ASPを使って行うようになりました。その後 ISPでシステム運用業務を行ったあと、現在は独立して、Windows 系の インターネットシステム業務に携わっています。

【関連書籍】

Bloggers! / Windowsデータベースプログラミング ADO実践講座 / ADSI ASPプログラミング / ASP2.0 標準講座 / ASP デベロッパーズガイド

株式会社ディスタント・ビュー / いつまでも構想中
東海林秀晃

青森県八戸市在住の在宅サラリーマンでWeb系アプリケーション開発者。マイクロソフト社のSIP系ソリューション[RTC Client]と、[Front Page]の開発情報を中心に技術探求を行っている。 Office Live Communications ServerのMicrosoft MVP
●主宰コミュニティ: いつまでも構想中


どっとねっとふぁん
小野修司

C#の簡潔さ、.NET Frameworkの奥の深さにほれ込み、その魅力を多くの人に伝えるべく、SDKベースにこだわった情報をどっとねっとふぁんサイトから発信中。 MSMVP for Visual C#

●主宰コミュニティ: どっとねっとふぁん
AILight
石野光仁

.NETの素晴らしさに感動し、C#-Tipsサイト(AILight )を立ち上げる。 その後、色々な人との出会いの中から、コミュニケーション の大切さに目覚め、 掲示板主体のサイトへと変化を遂げる。現在では、デベロッパーが楽しめるサイトを目標に活動中。 MSMVP for Visual C#
●主宰コミュニティ: AILight(アイライト)

AILight
菊池和彦

MSMVP-Visual C#に表彰いただいてます。流しのプログラマーです。最近では.NET関係の解説記事なども書いたりしています。過去にはC/C++、いまは完全なC#プログラマです。
●所属コミュニティ: AILight(アイライト)

福井コンピュータ株式会社 / 翔ソフトウェア (Sho's)
小島富治雄

福井在住。 DOSやOS/2、Windows、Windows CE上でC/C++によるCAD等の開発を十年以上に渡り経験。その後、オブジェクト指向や.NETの教育を担当。 .NETとオブジェクト指向とアジャイル開発プロセスに関心を持ち、これら三つを組み合わせた開発の普及を目指している。
●主宰コミュニティ: 翔ソフトウェア (Sho's)

株式会社ゼスト / FooPah! / .NET研究会
福王寺聡明

C#系サイト FooPah! の管理者であるほか、 .NET研究会、INETA Japan、GotDotNet Japan など様々なコミュニティで活動を行っている。また、2005年にMSMVPをC#で受賞している。
●主宰コミュニティ: FooPah!

株式会社インフォネット / PAPA'n VB
杉下朋年

主に.NETによる業務アプリケーションの開発を担当しています。 VB4の時代にWEBコミュニティ活動を始めて、今年で9年目。 一昨年末にINETA-Jに加盟、昨年 Microsoft MVP for VB として表彰されました。 長年使っている愛着もあり、とにかく理屈抜きでVBが好きです。
●主宰コミュニティ:PAPA'n VB

太陽システム株式会社システム技術部主任 / VB&C#デザインパターン
中西庸文

VB6でのActiveX DLL開発に従事していた際にeXtreme Programmingに出会い、VBUnitを使用したテスト駆動開発を始めました。現在は.NETでのアジャイル開発の実践、普及に尽力しています。今後ますます.NETでのアジャイル開発者が増えていくことを期待しています。
●主宰コミュニティ: VB&C#デザインパターン

株式会社シンコー / ぺがらぼ
片岡真二

NETにADO.NETの使い勝手の良いソースが無かったのがきっかけから独自のクラスを作り、.NETの魅力に取り付かれ、その魅力を沢山の方に伝えるべく、業務に使えそうなサンプルや情報を(ぺがらぼ)サイトにて公開。
●主宰コミュニティ: ぺがらぼ

Visual Basic Station
樋口忠洋

はじめて触った言語がF-BASICで、それ以降はたいしてプログラミングなんかしていなかったが、VBと出会いプログラミングの楽しさを知る。APIへの関心を深め、サイトを立ち上げてしまう。VBをこよなく愛する社内SE。
●主宰コミュニティ: Visual Basic Station

有限会社アットインサイド / Elfaria Development Studio.eds
吉原優一

長野県小諸市でVBのプログラマーや地元CATVプロバイダの顧客サポート等をしています。また、Webサイトにて.NET関連のTipsサイトを立ち上げています。
●主宰コミュニティ: Elfaria Development Studio.eds


一度は、考えたり質問された経験がある「VB.NETとC#のどちらを選択したら良いのか」という問題に、MVPやコミュニティで著名な技術者が本音で討論します。そのほか、ライブによるプログラミング対決や応援合戦など盛りだくさんの内容です。楽しくて役に立つ、.NETコミュニティを体感してください。

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2005/02/04(金曜日)のセッション概要

【10:00から~11:00まで】
楽になりたい貴方のための ASP.NET 再入門
株式会社CRCソリューションズ ERPシステム事業部 ERPシステム第4部
PASSJ(SQL Serverユーザーグループ)理事/Web テクノロジー分科会ボードリーダー
小川貢

MSMVP for SQL Server 2004/10-2005/9


グレープシティ株式会社
奥津和真

MSMVP for ASP/ASP.NET 2004/7-2005/6

【関連書籍】
VisualBasicプログラマのための[クラス設計]ガイドブック


基本的なASP.NETの動作、クライアントサイドとサーバサイドの違い、オブジェクト指向による効率的な開発、ユーザーコントロールの活用など、ASP.NETによる開発をおこなうために知っておくべきことをデモとともに解説する予定である。 「ASP.NETをはじめたい」、「現在より効率的な開発がしたい」と考えている方にお勧めだ。
【11:15から~12:00まで】
.NET開発とセキュリティ問題の回避策
株式会社エージーテック プロダクト&プランズ Product Manager
岩沢宏美

大手ソフトウエアメーカーにてネットワークサービス関連製品のローカライズ/サポートを行う。その後、デジタル放送向や3G携帯電話向けICカードなどの技術サポート、コンサルティング業務を経て、2003年8月より現職。開発者向け製品のプロダクトマネージャーとして開発系ツールやコンポーネント製品を担当。


増加する.NETアプリケーションの開発機会に向け、本セッションでは.NETアプリ開発・リリース時に考慮が必要なセキュリティについて説明する。.NETなど中間言語特有のセキュリティ問題を精査し、クラッキングの可能性や著作権侵害の危険性を最小限に抑えることが可能となる。
【13:00から~14:00まで】
.NET Webアプリケーションアーキテクチャパターン
有限会社アークウェイ 代表取締役
森屋英治

2004年1月マイクロソフト株式会社コンサルティング本部を退職し、独立。現在、有限会社アークウェイ代表取締役。 .NETの開発,製品アーキテクチャのコンサルティング、トレーニングを中心に仕事に従事。現在は、テストドリブン開発、継続的な統合、VS2005 Team System、DIコンテナに関心がある。


スクリプトとは違う、ASP.NETサイト構築のノウハウをコードから学ぼう。 マイクロソフトから提供されているサンプルを中心に、ASP.NETを利用したWebサイト構築におけるアーキテクチャ、考慮点などを解説していく。また、データセットの内部構造,利用シナリオ,同時実行制御などを、コードを中心に解説。
【14:15から~15:00まで】
MSI 3.0 アップデート ~MSI 2.0 からの変更点~
株式会社ネットワールド SI技術本部デベロップメントテクノロジーグループ
永瀬晋作

株式会社ネットワールドに勤務。InstallShield 製品担当エンジニアとして、InstallShield 教育コースのインストラクターや各種展示会などのセッションでスピーカーを担当している。


Windows XP SP2 からデフォルトになった Windows Installer サービス(MSI) 3.0 について、MSI 2.0 から変更・拡張された機能に絞って解説する。また、MSI 3.0 対応のインストーラーを開発する InstallShield 10.5 の新機能についても紹介する。
【15:15から~16:15まで】
My Framework作成の勧め:アプリケーションを30個作る時に何を用意するか
arton

専門は業界特化型のミドルウェアやフレームワークとそれを利用するアプリケーションの開発。需要に応じてメインフレームクラスから携帯端末までダウンサイジングしたりアップサイジングしたりしながらオブジェクトを連携させていくという変化に富んだ開発者人生を歩んでいる。

【関連書籍】
Visual C#.NETプログラミング入門―.NET Framework徹底活用のノウハウ
Rubyを256倍使うための本 邪道編
Ruby(3)オブジェクト指向とはじめての設計 / Ruby(2) さまざまなデータとアルゴリズム / Ruby(1) はじめてのプログラミング / コーディングの掟(最強作法) / 10日でおぼえるRuby on Rails入門教室 / かんたんRuby on RailsでWebアプリケーション開発 / Javaプログラミングの処方箋


ある程度の規模のアプリケーション開発をスムーズに行うにはそのアプリケーションに特化したフレームワークを作成することが望ましい。それによってアプリケーションの質の粒度を揃えたり、全体の開発量の低減が可能となるからだ。 本セッションでは、流行の軽量コンテナの実装を例として.NET Frameworkの機能を利用したマイ フレームワークの開発に必要となる技術や方法論を解説する。
【16:30から~17:15まで】
フレームワークの効能と、.NET導入事例紹介
東芝テック株式会社 商品開発センター ソフトウェア開発技術部 アーキテクチャ要素担当主務
三部雅法

東芝テック株式会社に勤務し、ソフトウェア要素技術の研究開発チームを率いる。2000年8月から開発リーダーとして.NET Framework上で動作するビジネスフレームワークの開発を手掛け、米国マイクロソフト社の社外アーキテクトとしても.NET FrameworkやWhitehorseの仕様検討に参画。現在は、開発コンサルティングの傍らVisual Studio 2005 & .NET Framework2.0への対応作業に追われている。


Windows Server 2003の登場によって.NET Frameworkを基盤とするエンタープライズレベルのシステム構築が増えつつある。 本セッションでは実際の事例を交えながら、複数のシステム構築に携わってきたアーキテクトの視点で.NET技術を活かすポイントや注意すべき点を紹介する。
【17:30から~18:30まで】
実例に基づくスマートクライアントの解説
株式会社オムニドメイン 代表取締役社長
株式会社 マイクロソフトの社外 .NET ソリューションアドバイザー
古山一夫

ソフトウェアを仕事としてから四半世紀が過ぎました。超大型コンピュータの TP モニタ開発、汎用コンピュータと PC の統合システム、DCOM マルチプラットフォーム化など、基本ソフトからミッションクリティカルシステムを、様々なプラットフォームで経験してきました。日本のソフトウェア技術向上のため講演や著作活動を続けています。講演はマイクロソフト Tech・ED 等多数。著書等は、マイクロソフトテクノロジーがわかる (技術評論社、中国語版も既出版)、など 10 冊、他に雑誌記事多数。 http://www.calvadoshof.com

【関連書籍】
Essential XML


スマートクライアントは、本質的にUIを持ったサービスです。システムはそうしたサービスの複合としてデザインします。Webサービスのサービスコンシューマーでありながら、自身がサービスを提供することもあるからです。ですから、旧来の意味のクライアントとして理解すると過った設計になってしまうでしょう。そうした最新のシステムデザインを、実例に基づいて解説します。



<組込み>
2005/02/03(木曜日)のセッション概要

【10:00から~11:00まで】
組込みソフトウェアを支える技術と開発手法
イーソル株式会社 代表取締役社長
澤田勉

1948年生。組込み用リアルタイムOS開発者。日本最年長のプログラマを目指している。日本システムハウス協会理事,IPA組込みソフトウェア開発力強化推進委員,T-Engineフォーラム幹事会委員。著書「組込みOS構築技法(共立出版)」,「LinuxとWindowsを理解するためのOS入門(共立出版)」,「エンベデッド技術(共著,電波新聞)」など。


組込みソフトウェアを開発するためには、OS、ミドルウェアなどの機能や性能、それらを使用してアプリケーションを作成するための開発ツールの用途などを理解しておく必要があります。組込みソフトウェアを構成するソフトウェア部品の機能や構成について解説します。
【11:15から~12:00まで】
SPITS~開発機動力を活かしたプロセス改善へのアプローチ
横河ディジタルコンピュータ株式会社
ソフトウエア・エンジニアリング・センタ 企画・営業マネージャ
伊東大助

1990年横河ディジタルコンピュータ入社、以来自社インサーキットエミュレータ製品「advice」の開発に従事し、2000年以降adviceシリーズのデバッガ開発責任者。現在は開発現場からプロジェクトマネジメントまでの経験を活かし、社内外での組込み開発プロセス改善活動に取り組んでいる。


多忙をきわめている組込み開発部署でのプロセス改善活動は、現状の開発機動力を損なわずに新たな改善活動へ取り組なまければならない。弊社がこれまで取り組んできた「プロセス改善への実体化した活動(SPITS)」からご提案する低負荷、時間短縮に的を絞った革新的なプロセス改善のアプローチを紹介する。
【13:00から~14:00まで】
組込みスキル標準の開発と活用
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)
特定非営利活動法人 組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME) 理事
渡辺登

沖通信システム株式会社で、通信機器の組込みソフトウェア開発に従事。現在は、独立行政法人 情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 組込み系プロジェクトの研究員として、組込みスキル標準の開発に従事。


SESSAMEでは、組込みソフトウェア開発者育成カリキュラムのためにスキル標準を開発した。現在、『組込みソフトウェア開発力強化推進委員会』において、人材育成および人材活用のために「組込みスキル標準」を開発している。スキルの可視化の方法、可視化されたスキルデータの利用方法を提示する。
【15:15から~16:15まで】
組込み開発におけるプロジェクトマネジメントの勧め
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)
室修治

1990年横河ディジタルコンピュータ株式会社入社。主にインサーキットエミュレータのファームウェア開発に従事。 2003年より組込み現場向けの開発プロセス改善を目的とする支援業務を開始。 2004年10月ソフトウェア・エンジニアリング・センター設立と同時に研究員として組込みソフトウェアエンジニアリング領域を中心に活動を開始した。


我が国の組込みソフトウェア開発を取り巻く環境は、開発規模の増大、厳しいコスト・品質・短納期要求等により一層厳しさを増している。 競争力の優位性を維持・発展させるための期待も非常に大きい中、組込みソフトウェア開発における課題と解決への取り組みをプロジェクトマネジメントの側面から紹介する。



<Webサービス/SOA>
2005/02/03(木曜日)のセッション概要

【14:15から~15:00まで】
Webサービスと帳票印刷
株式会社エイチ・オー・エス 代表取締役
服部達郎

1988年の会社設立以来、開発ツール・ミドルウェアの開発・販売を手がけてきた。現在は帳票システムとWEBサービス・XMLとの融合を中心に取り組んでいる。


汎用機・オフコン等の既存システムからのWEBサービスへのマイグレーションが注目されている。WEBサービスにおける帳票印刷の現状と問題点、マイグレーションの際の注意点について解説する。

<Webサービス/SOA>
2005/02/04(金曜日)のセッション概要

【10:00から~11:00まで】
Webサービス/SOAの昨日、今日、明日
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 分散コンピューティング担当マネージャ
XMLコンソーシアム エバンジェリスト

丸山宏

当初自然言語処理、機械翻訳などの研究を行っていたが、1997年に米IBMインターネット事業部でテクノロジ評価を行ったことからXMLやWebサービス、またそのセキュリティの研究開発に携わった。1997年-2000年東京工業大学情報理工学研究科客員助教授。2003年から2004年にかけて、IBMビジネスコンサルティング・サービス株式会社でITコンサルタントを行った後、現在は東京基礎研究所分散コンピューティング担当マネージャ。

【関連書籍】
XMLとJavaによるWebアプリケーション開発 第2版 / XMLとJavaによるWebアプリケーション開発


2000年にWebサービスという言葉が登場して以来、Webサービスあるいはサービス指向アーキテクチャという考え方が急速に普及しつつある。ソフトウェア技術者としては、これらの技術が単に「新しいから」と言って飛びつくのではなく、これらの技術が現れた背景、それが目指している方向性、他の類似技術との対比、技術が社会に与える影響などをよく考えた上で、Webサービス/サービス指向アーキテクチャを自分の仕事の中で位置づけていく必要があるだろう。この講演では、Webサービス/サービス指向アーキテクチャを広い情報技術分野の中でどのような位置づけになるかを議論する。
【11:15から~12:00まで】
モデリング、実装、そして運用
マイクロソフト株式会社 デベロッパーマーケティング本部 プロダクトマーケティング部 シニア プロダクト マネージャ

岩出智行

オージス総研にてオブジェクト指向による設計、開発に携わりエンジニアとしての基礎を築く一方、1999 年よりシリコンバレーに駐在し、技術の持つダイナミズムに刺激を受ける。C++、Java、C# による開発を経験する中、.NET Framework の洗練されたプログラミングモデルに触れ、マイクロソフトへ転職。現在は .NET Framework の普及に努める


現在のエンタープライズ システムには、市場の変化に機敏に対応し、企業全体や複数の企業をまたぐ接続性の実装が求められています。こうした要求に応えるのが「サービス指向アーキテクチャ (SOA)」であり、システム構築における今後の主流になると言われています。一方SOA を利用したシステム構築においては、モデリングや実装、運用に関する技法が確立されておらず、既存の様々な手法を利用しながら構築を行っているのが現実です。このセッションでは Visual Studio 2005 で提供予定の SOA を利用したシステム構築の支援機能を紹介いたします。
【13:00から~14:00まで】
Webサービス・システムにおけるアーキテクチャの考え方
日本ユニシス株式会社 ビジネスイノベーション本部テクノロジ・イノベーション・オフィス メソドロジ担当マネージャー
XMLコンソーシアム・エバンジェリスト

牧野友紀

長年に渡りアプリケーション間のメッセージング技術に携わり,製品の開発,技術支援に従事した。現在,XMLコンソーシアムにおいてXML Webサービスの普及啓蒙を実施し,日本ユニシスでSOA,XML Webサービスに特化したコンサルティングを担当している。


アプリケーションのインタフェースをWebサービスにすることだけで、システムの柔軟性は高まらない。Webサービスを提供するシステム、Webサービスを利用するシステム、それぞれでどのような構造と制御機構を設ければよいか考えることが重要である。何を目的に、だれが、いつ、どのようなアーキテクチャを考えるのか、これまでの経験をふまえ解説する。
【14:15から~15:00まで】
SOA/ESB(エンタープライズ・サービス・バス)によるシステム構築の実際(仮)
株式会社日立システムアンドサービス PolarLakeソリューション推進センタ
主任技師/PolarLakeエバンジェリスト
山本貴禎



プロフィール


当社では早くからXMLの可能性に着目してきたが、WebサービスやSOA、さらにはESBへと推移する業界の動向に合わせて、対応するソリューションや製品を一貫して提供した。 本セッションでは、SOA/ESBの最新動向と、これまで当社構築してきた事例をもとにその有効性について解説する。
【15:15から~16:15まで】
Webサービスは会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだっ
アマゾン ジャパン株式会社 Amazon Web サービス テクニカル エバンジェリスト

吉松史彰

Amazon.co.jpにてWebサービスのテクニカルエバンジェリストとして、 XML や Web サービス技術、とりわけ Amazon Web サービスを普及させ、Amazon Web サービスの開発者コミュニティを盛り上げる活動をしている。Amazon.co.jp に入社する以前から、XML や Web サービスなどの分散システム技術を調査、研究、および日本の開発者コミュニティに紹介する活動を一貫して続けている。1998 年以来様々なシステム構築技術に関する講演などを行っている技術解説のプロフェッショナルである。

【関連書籍】
C# .NET プログラミングマニュアル
Visual Basic .NET プログラミングマニュアル
プログラミング Microsoft .NET Framework 第2版


「Webサービスの普及は進んでいない」「セキュリティと信頼できるメッセージング仕様が不可欠」などという議論がいまだに会議室で繰り広げられているが、AmazonやGoogleなどを始めとする、インターネットで生まれ育ったサービスプロバイダは、すでにWebサービスを現場で運用している。本セッションでは、Webサービスの真の姿というべき、これら実際に稼動しているWebサービスに焦点を当て、Webサービスはすでに実運用されており、多くのメリットを多数のプレイヤーにもたらしている様子をデモやサンプルを交えて解説する。本セッションで明らかにするのは、すでにある事実であり、将来的な展望や可能性の話ではない。
【16:30から~17:15まで】
「XMLマスター」新試験はこう解く!
インフォテリア株式会社 教育部 シニアエンジニア
XML技術者育成推進委員会 理事
木村達哉

カスタムアプリケーションの開発や、Webアプリケーション開発、Web、XML関連インストラクタ経験後、現在はインフォテリアでXML関連コースの企画、開発を担当。


2005年1月発表のXMLマスター新試験について主な変更点をサンプル問題を使いながら解説。受験に当たっての勉強方法についても説明。発表後はじめて、このセッションの中で新XMLマスター試験の全貌が明かされる。
【17:30から~18:30まで】
本音で語るWebサービス実装の光と影 ~実証実験を通して見えてきたWebサービスの正体~
PFUアクティブラボ株式会社 プロダクト開発部 担当部長
XMLコンソーシアム Webサービス実証部会 リーダ

松山憲和

小学生の時に出会った『マイ・コンピュータをつくる(安田 寿明 著)』に触発されコンピュータの世界に足を踏み入れる。1988年PFU入社。現在、XML、Webサービス関係の製品開発を手がけると共に、XMLコンソーシアムでは多くのWebサービス実証実験に参画。XMLコンソーシアム エバンジェリスト。


アドソル日進株式会社 生産技術部 コアテクノロジー推進課 チーフスペシャリスト
XMLコンソーシアム Webサービス実証部会

荒本道隆

1993年アドソル日進(旧:日進ソフトウエア)入社。CやVBを使った制御系の開発に従事した後、生産技術部にてJava/Web/XMLなどの新しい技術の社内展開をおこなう。2002年より、XMLコンソーシアム応用技術部会にてJavaおよび.NETを使って数々の実証実験に参加。


XMLコンソーシアム Webサービス実証部会が実施して来た多くの実証実験を通して体感したWebサービス実装上のポイントを実際の開発デモや苦労話を交えながら二人の技術者が熱く語ります。



<開発プロセス>
2005/02/03(木曜日)のセッション概要

【11:15から~12:00まで】
XP事例カタログ
アジアパシフィックシステム総研株式会社 ソリューション2部
大熊知栄

XPJUGスタッフ。プログラマ。アジアパシフィックシステム総研(株)にて、開発業務に従事。.NET・オブジェクト指向・アジャイルの3点セットが理想。アジャイルの世界をこよなく愛する。


株式会社NEC情報システムズ SI基盤事業部 Orteus開発基盤グループ マネージャ
猪狩錦光

NEC情報システムズに入社後、フレームワークやソフトウェアの自動生成などの開発に携わってきた。考えるよりもやってみようをモットーに後輩とペアプロを始めた事からアジャイルの世界に。今はマネージャとしてペアプロの機会が減り寂しいかぎりだが、今度は発注側としてXPチームをドライブ中。


東芝医用システムエンジニアリング株式会社
関将俊

プログラマ。オブジェクト指向プログラミング、分散システムに興味を持つ。好きな言語はRuby、好きなメソッドは method_missing とinjectである。主な著作「dRubyによる分散オブジェクトプログラミング」。現在、東芝医用システムエンジニアリングに在籍。


株式会社ピラミッド 取締役副社長
小倉唯克

ゲーム業界は未だプロジェクトの管理の考えが行き届いておらず、開発者達の感動的な『努力』と『根性』で成り立っている現場も多い。その中において、一例としてだが3年半前の設立当初からXPやアジャイルプロセスを導入しているピラミッドの内部を紹介させて頂きたい。


2001年にXPJUGが設立されてから今日に至るまでに、ユーザー会やイベント等で紹介、発表されてきたXPプロジェクトを総括。カタログ化してご紹介する。
【14:15から~15:00まで】
これはMDAなのか!? 【ASPサービスによるWebアプリのシミュレーションと完全自動生成】
NIITテクノロジーズ株式会社 第一営業開発部 セールス・マーケティング ディレクター
五味俊治

1981年4月 富士通入社後、富士通FIPにてデータセンターを活用した流通・エネルギー分野向け受託開発企画営業を担当1989年10月 サン・マイクロシステムズ入社後約12年間に渡り、ISV、エネルギー業界、外資系顧客向けのセールスマネージャを歴任。2002年4月 エヌ・アイ・アイ・ティー・ジャパン株式会社セールスディレクタに就任。


ASPモデルにより、Webアプリ開発ツールであるBMAStudioを無償配布し、開発者がアプリケーションの機能を事前に動的確認行うことが可能になり、さらに、希望する技術(言語、OS、WAS、DB)に対応するソースコードを完全自動生成できる。そして、合理的な従量課金が受けられる。このビジネスモデルとその構成技術の説明とデモを行う。
【16:30から~17:15まで】
開発プロセスを一元管理するWebベースマルチトラッキングシステム
ExtraView CORPORATION PRESIDENT & CEO
Carl Koppel

ExtraView 社長兼 CEO。25年以上にわたり、ソフトウェア会社をマネジメントした経験を持つ。80年代より、彼はインターネット業界において多くの場面で活躍した。彼はこの経験により、GE、British Telecom などの企業の業務改善活動を支援した。米国、欧州ともに長く滞在し、アジア各国の有名企業と仕事した経験も持つ。


ソフトウェア開発の各作業プロセスで生じる進捗の問題は、それを一元管理することで大きく改善されるはずです。しかし、そのようなシステムを導入する負荷を考えると容易に取り組むことができないのが現状ではないでしょうか。このセッションでは、Web ブラウザを利用してさまざまな情報を一元管理できるExtra Viewにより、低コストでソフトウェア開発を効率化する方法を紹介します。
【17:30から~18:30まで】
デブサミ版『バグがないプログラムのつくり方』~テスト駆動開発によるペアプログラミング・ライブ
アジャイルウェア 代表

川端光義

2000年アジャイルウェアを設立。ここ数年Javaの開発に従事し、複数のプロジェクトでXPを実践、成功を収めている。現場の教育、コンサルティングやセミナー講師、論文・記事の執筆を行い、XPやTDDの普及に努めている。XPJUG関西支部理事。

【関連書籍】
バグがないプログラムのつくり方


TIS株式会社 / XPJUG(XP日本ユーザグループ) 代表
倉貫義人

XPJUG代表。TIS株式会社所属。学生時代から現職に至るまで、一貫してオブジェクト指向による開発に従事している。eXtreme Programmingに出会ってからは、その魅力に虜になり、XPを導入した複数のプロジェクトで、設計開発やプロジェクト管理、導入支援に従事している。

【関連書籍】
バグがないプログラムのつくり方


スキルインフォメーションズ株式会社 システム事業部 リーダー
兒玉督司

スキルインフォメーションズ株式会社にて、開発業務に従事。組み込みアセンブラやCからWeb・DBとJavaまで広く開発に携わり、社内では徐々にXPやアジャイルを浸透させている。現在は、T-Engineの業務に就き、プログラミング三昧中。京都在住。

【関連書籍】
バグがないプログラムのつくり方


テスト駆動開発(TDD)は、テストの自動化だけでなく、オブジェクト指向開発を容易にする開発手法だ。講演では、「TDDとは何か」「現場をどう変えるか」「何が嬉しいのか」という経験に基づく解説と、実際にペアプログラミングでTDDによる簡単なシステムを作って見せ、TDDのやり方を伝え、TDDならやれるという勇気を与える。

<開発プロセス>
2005/02/04(金曜日)のセッション概要

【10:00から~11:00まで】
オブジェクト脳をなぜつくるのか
ウルシステムズ株式会社 テクノロジ ディレクター
平澤章

オブジェクト指向現実派。ソフトウェアに関して「理屈で説明できないことは1つもないはず」を信条とする。自著『オブジェクト指向でなぜつくるのか』では、オブジェクト指向の魔法のようなイメージを否定し、「プログラミング技術」と「汎用の整理術」を中核とするソフトウェア開発の総合技術であると主張した。

【関連書籍】
オブジェクト指向でなぜつくるのか
ゼロから学ぶソフトウエア設計
レガシーコード改善ガイド / リファクタリング


NEC株式会社 第三産業システム開発事業部 主任
牛尾剛

オブジェクト指向要領派。「複雑な物事を教える際には大量の知識を一気に流し込むよりも、メリットを理解させ、やる気を引き出すことが重要」を信条とする。自著『オブジェクト脳のつくり方』では、オブジェクト指向の最も重要な概念を,最小限の説明と簡単な演習を通じて教育するアプローチを紹介した。

【関連書籍】
オブジェクト脳のつくり方


オブジェクト指向が現在のソフトウェア開発において必須技術となって久しい。しかし依然として、現場では習得の難しい技術として敬遠されることも多く、技術者の育成が急務となっている。この課題に対して、理論と実践という全く正反対のアプローチから解説を試みた二人の著者がお互いの意見を熱く主張する。
【11:15から~12:00まで】
Enterprise Unified Process入門
Scott W. Ambler

【関連書籍】
Javaスタイルブック / エンタープライズ統一プロセス / アジャイルモデリング / マスタリング Enterprise JavaBeans


ラショナル統一プロセス(RUP)はきっちりと定義されたソフトウェア開発プロセスであり、適切に適用されればソフトウェア開発のやり方を劇的に改善することができる。しかしながら、IT部門はソフトウェア開発だけに対処するだけではすまない。戦略的な再利用管理、エンタープライズビジネスモデリング、エンタープライズ・アーキテクチャ、ポートフォリオ管理、人材管理、エンタープライズ・アドミニストレーション、ソフトウェアプロセス改善(SPI)などのシステム横断的な問題に対処することが求められるのだ。さらに、運用、サポート、さらには引退という包括的なソフトウェアのライフサイクルに対処することも求められる。エンタープライズ統一プロセス(EUP)は、RUPを拡張することにより、このような大企業が直面する諸問題に対応するものである。本講演では、RUPを概念し、真のITプロセスとなるために、EUPではRUPがどのように拡張されているかについて説明する。
【13:00から~14:00まで】
アジャイル実践事例! アジャイルはトヨタ生産方式か?~ソフトウェア多能工への試み~
株式会社富士通プライムソフトテクノロジ ビジネス開発統括部 企画部
坂田晶紀

1989年、株式会社富士通愛知エンジニアリング(現在の株式会社富士通プライムソフトテクノロジ)に入社。メインフレームOS、主にシステム資源最適化プログラムの開発に従事。その後、JavaによるWebアプリケーション開発業務に携わる。現在はトヨタ生産システムを取り入れた開発プロセスの企画開発業務を担当。


トヨタ生産システム(TPS)を取り入れた、開発プロセスを研究し、実践している、株式会社富士通プライムソフトテクノロジでは、TPSの思想、実践項目に多くの共通点を持つアジャイル開発プロセスに着目。実際にアジャイルを適用。するとそれはTPSそのものだったという開発の現場からの声を事例として報告する。
【14:15から~15:00まで】
Microsoft Solutions Framework
マイクロソフト株式会社 コンサルティング本部 シニアコンサルタント
小泉浩

普段、情報システムおよびITサービスに関する戦略策定、プロセス改善、プロジェクトマネジメント、システム構築・運用に関するコンサルテーションに従事しています。 Microsoft Solutions Framework/Microsoft Operations Frameworkトレーナ、技術士(情報工学、総合技術監理)、中小企業診断士、Manager's Certificate in IT Service Management

【関連書籍】

ファンクションポイントの計測と分析


ITソリューションの成功はなぜ難しいのでしょうか?多くの場合、プロジェクト失敗の根本原因はテクノロジではなく人とプロセスに関するものです。マイクロソフトソリューションズフレームワーク(MSF; Microsoft Solutions Framework)は、マイクロソフトの製品開発部門、コンサルティングサービス部門、社内IT部門およびパートナーの経験に基づいて,ITソリューションを成功裏に計画,構築,展開するため,人とプロジェクトの組織化の指針を提供します。このセッションではMSFのチームモデルとプロセスモデル、プロジェクトマネジメント規範、リスクマネジメント規範、レディネスマネジメント規範のエッセンスを紹介します。
【15:15から~16:15まで】
ソフトウェア開発の「見える化」
株式会社永和システムマネジメント 取締役 主席コンサルタント
オブジェクト倶楽部 主宰
平鍋健児

1989年東京大学工学部卒業後、3次元CAD、リアルタイム制御システム、UMLエディタJudeなどの開発を経て、現在(株)永和システムマネジメントにてオブジェクト指向開発を研究、実践。   「ハート駆動型コミュニケーション」をモットーに、人に感動を与えられるコンサルタントを目指している。

【関連書籍】
リーンソフトウェア開発
XPエクストリーム・プログラミング ウェブ開発編 / UMLワークブック / オブジェクト指向ワークブック / XPエクストリーム・プログラミング適用編 / マルチパラダイムデザイン / XPエクストリーム・プログラミング実践記 / オブジェクトハンドブック 2002 / XPエクストリーム・プログラミング導入編


見えないソフトウェア開発を、見えるようにする手法のアイディア見せます。
【16:30から~17:15まで】
SOAによるシステム開発のプロセスを考える
株式会社オージス総研 技術部 技術チーム
赤羅正光

リアルタイムのプロセス制御、組み込み系のシステム開発や製品開発に携わり、1990年よりオージス総研。言語処理系の製品開発、オープン系のシステム開発、運用インフラの構築業務に従事した後、現在はUMLモデリングツールやSOAツールの開発に従事。合せてEA構築でのアプリケーション開発/稼動基盤築、開発プロセス標準策定等に対するアセスメント、コンサルティングを担当する。


昨年よりシステム開発の新たなキーワードとしてSOAが注目され、主要ベンダーからはSOA対応をうたった製品が登場してSOAによるシステム構築の検討が始まっているように思います。そんな中で構築する上での課題としてプロセスのデザインや開発スタイルなど従来の開発プロセスとの違いや考え方について、SOA関連ツールやSOA開発のプロセスの検証からご紹介します。
【17:30から~18:30まで】
ファシリテーション入門
特定非営利活動法人国際ファシリテーション協会 理事
本間直人

九州工業大学大学院博士後期課程単位取得退学。情報工学修士。NPO法人 国際ファシリテーション協会理事、NPO法人 学習学協会事務局長。 NPO法人日本危機管理学総研副理事長。 講演活動では、コーチング、コミュニケーションのほか、創造的問題解決支援講座など、講演、研修講師として活動中。

【関連書籍】
ケーススタディで学ぶ 「コーチング」に強くなる本・応用編
チーム力をつくる3ステップ


ソフトウェア開発自体が、目に見えないものなので進捗を管理しにくい。進捗を管理するためには、共同作業であることを認識し、 チームとして共有すべきところは共有し意思を伝えていく工夫が、最終的に生産性をあげるという立場が重要である。衆知をあつめ、情報共有、発想を広げるために何ができるかを参加型ワークショップで考える。



<ストレージ>
2005/02/03(木曜日)のセッション概要

【10:00から~11:00まで】
DBエンジニアのためのストレージ入門
株式会社ネットマークス サーバストレージソリューション事業部 技術部 部長
JDSF(ジャパンデータストレージフォーラム)データバックアップソリューション部会 部員
福岡敏夫

日々の業務において、SAN、NAS、iSCSIを含むストレージ・インフラの設計、運用構築、バックアップ構築を行う。参画コミュニティであるジャパンデータストレージフォーラムでは、データバックアップ部会に所属。


DBエンジニアがストレージ・インフラやデバイスにおいて知っておくと便利のよい知識や最近のストレージ技術や機能がどのようにDB運用に益をもたらすかをSAN、NAS、RAID、バックアップ、クローニング、リカバリなどの広範な領域において解説を行う。
【13:00から~14:00まで】
今押えておくべき情報管理の新しい流れ ~個人情報保護法・e-文書法の施行に備えて~
JDSF(ジャパンデータストレージフォーラム) 理事 インフォメーションマネジメント部 会長
金崎裕己

国内初のストレージ業界団体であるJDSFの設立より理事を務め、数々の講演・執筆をとおしてストレージ業界の発展に寄与。最近は情報管理そのものの在り方に着目したインフォメーションマネジメント部会を立ち上げ活動中。日常はストレージ関連企業向けのビジネスコンサルティングに従事。

【関連書籍】
SAN&NASストレージネットワーク管理


個人情報保護法を始めとする企業の情報管理責任を問う法案が次々と施行される。これまで以上に運用管理に重きを置く風潮はますます強まり、ITマーケット全体の勢力図も少しずつ変えてきている現状も踏まえ、ストレージビギナーに向けた今押えておくべきデータマネジメントの新しい考え方を紹介する。



<オープンソース>
2005/02/03(木曜日)のセッション概要

【14:15から~15:00まで】
軽量Javaへの潮流
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 研究部 技師
EJBコンポーネントに関するコンソーシアム オープンソース研究会副主査
河村嘉之

1999年に日立ソフトに入社。入社以来、J2EEを中心にWebアプリケーション関連のシステム・パッケージ開発に従事。現在は、Java関連のオープンソースプロダクトの評価をメインタスクとしている。EJBコンポーネントに関するコンソーシアム J2EEオープンソース研究会 副主査。


J2EEの開発の流れにいま大きな変化が起こっています。 この講演では、軽量コンテナとしてSpring Framework、ORマッピングツールとしてHibernateを用いながら、J2EEアプリケーションの開発に起きている新しい流れを紹介します
【15:15から~16:15まで】
なぜ「オープンソース」でうまくいくのか?――前編:オープンソース的開発手法の秘密をさぐる
株式会社テックスタイル TechStyle編集部 編集長
風穴江

1990年から「月刊スーパーアスキー」誌の編集に参加し、Linuxの連載記事や、GNUプロジェクトなどのフリーソフトウェア動向を担当。1998年にフリーランスジャーナリストとなり、主に技術解説や業界動向に関する記事執筆や講演を行う。その傍ら、1999年4月から2001年5月まで「月刊Linux Japan」の編集長も務める。2002年から現職。

【関連書籍】
さわってみよう! Linux


Linuxが短期間で商用OSに肩を並べるまでになったのは、オープンソース的開発手法によるところが大きいと言われている。本セッションでは、Linuxカーネルがどのように開発されているのかを分析し、オープンソース的開発手法の基本的な仕組みと、その背景にある「行動原理」の秘密を明らかにする。
【16:45から~18:30まで】
なぜ「オープンソース」でうまくいくのか?――後編:まつもとゆきひろが語る「オープンソース的開発手法の現実
株式会社テックスタイル TechStyle編集部 編集長
風穴江

1990年から「月刊スーパーアスキー」誌の編集に参加し、Linuxの連載記事や、GNUプロジェクトなどのフリーソフトウェア動向を担当。1998年にフリーランスジャーナリストとなり、主に技術解説や業界動向に関する記事執筆や講演を行う。その傍ら、1999年4月から2001年5月まで「月刊Linux Japan」の編集長も務める。2002年から現職。

【関連書籍】
さわってみよう! Linux


ネットワーク応用通信研究所主任研究員
まつもとゆきひろ

株式会社ネットワーク応用通信研究所特別研究員。1993年以来オブジェクト指向言語Rubyの設計・開発を行っている。1997年から現職。会社では本業としてRubyを開発している根っからのオープンソース開発者。性格はふまじめだが、敬虔(?)なキリスト教徒でもある。温泉好き。鳥取県出身、島根県在住。牡羊座。O型。

【関連書籍】
プログラミングRuby


Rubyの開発者として世界的に著名なまつもとゆきひろ氏をゲストに迎え、Rubyにおいてオープンソース的開発手法がどのように活用されたのか具体的なエピソードも交えながら語っていただく。また、Rubyの開発などで直面したオープンソース的開発手法の課題や、今後の可能性などについてもディスカッションする。



 

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Developers Summit 2005