米Amazon Web Services(AWS)は、「Amazon Elastic Container Service for Kubernetes」(Amazon EKS)の、米国東部リージョンおよび米国西部リージョンでの提供を、6月5日(現地時間)に開始した。今後は、他のリージョンへも提供を拡大していく。
Amazon EKSは、KubernetesをAWS上で、さまざまなAWSサービス・機能とともに利用できる。
Kubernetesコントロールプレーン(APIサーバおよびetcdサーバ)は、3つのAWSアベイラビリティゾーンにわたって実行され、高可用性を実現している。また、コントロールプレーンノードは常に監視されており、障害発生時には自動的に置き換えられるほか、パッチ適用やアップデートも自動で行われる。
認証にはHeptio Authenticatorを使用しているので、IAMによって資格情報の管理が容易になる。
Kubernetes Persistent Volumesは、Amazon Elastic Block Store(EBS)として実装されており、外部DNSからはAmazon Route 53経由でアクセスできる。また、コンテナインターフェースからPodへのアクセスにはElastic Network Interfaceを使用する。
そのほか、ロードバランシング(AWS Network Load Balancer、AWS Application Load Balancer、Elastic Load Balancer)、および自動スケーリングをサポートしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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