米Amazon Web Servicesは、米ElasticによるElasticsearchおよびKibanaのライセンス変更を受けた同社の対応方針を、1月21日(現地時間)に発表した。
Elasticによるライセンス変更では、バージョン7.11以降のElasticsearchとKibanaは、Apache License, Version 2.0(ALv2)ライセンスでの提供が行われなくなる。
Amazon Web Servicesはこれを受けて、ElasticsearchとKibanaのバージョン7.10をベースにフォークしたElasticsearchとKibanaを、ALv2ライセンスで公開する。フォーク版は数週間以内にGitHubで公開され、オープンソースソフトウェアとして継続的にバグ修正や新機能の追加、機能拡張を提供していく。
Amazon Elasticsearch Serviceでは、現時点で18バージョンのElasticsearchを提供しているが、既存バージョンの利用者は今回のライセンス変更の影響を受けることなく、引き続き利用できる。また、今後の新バージョンは、ALv2ライセンスベースのフォーク版を提供する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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