SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

JavaScript解析ツール「ESLint 8.0.0」がリリース

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 JavaScriptのための解析ツールESLintの開発チームは、最新メジャーアップグレードである「ESLint 8.0.0」を10月9日(現地時間)にリリースした。

 「ESLint 8.0.0」では、デフォルトのパーサとすべてのコアルールが次期ES2022構文をサポートし、クラスパブリックインスタンスフィールドとプライベートインスタンスフィールド、クラスパブリック静的フィールドとプライベート静的フィールド、クラスプライベートインスタンスメソッドとアクセサ、クラスプライベート静的メソッドとアクセサ、正規表現マッチインデックス、トップレベルのawaitに対応している。

 --fixと--report-unused-disable-directivesが一緒に使用されている場合、Autofixで未使用の無効化ディレクティブを削除できるようになったほか、class-methods-use-thisルールにenforceForClassFieldsオプションが追加され、max-classes-per-fileルールにignoreExpressionsオプションが追加された。また、meta.docs.categoryプロパティは、すべてのコアルールから削除されている。

 さらに、重要な変更として、ES3での予約語の禁止、コアルールにおけるmeta.docs.categoryの削除、厳密なパッケージエクスポートの適用、RuleTesterでのSourceCode#getComments()の禁止、修正可能な無効化ディレクティブの導入、新しい正規表現としてのdフラグのサポート、comma-dangleスキーマの修正、espreeのアップグレードによる新たなクラス機能のサポート、codeframeとtableフォーマッタの削除、Node 10/13/15の削除などが行われた。

 そのほか、数多くの機能追加や改善、ドキュメントの修正などが実施されている。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/15029 2021/10/18 10:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング