SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

.NET 6 RC2およびVisual Studio 2022 RC2でF# 6が利用可能に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米Microsoftは、.NET 6 RC2およびVisual Studio 2022 RC2で、F# 6が利用可能になったことを、10月19日(現地時間)に発表した。

 F# 6は、F#をよりシンプルでパフォーマンスの高いものにすることを目的としており、言語の設計、ライブラリ、ツールを対象にした修正が行われている。

 F#では従来、async {…}を使ってタスクを作成し、それをAsync.AwaitTaskで呼び出すことで非同期タスクとしていたが、F# 6ではtask {…}によって非同期タスクを直接作れるようになった。

 さらに、構文にインデックスを付けられるexpr [idx]が追加されるとともに、アクティブパターンに構造体表現のオプションが追加され、属性を使用して部分的なアクティブパターンがValue Optionを返すように制約できる。また、F# 5.0でプレビューされた、計算式でのカスタム操作のオーバーロードがアクティブ化され、F#を使って検証やWebプログラミングといったシンプルなDSLができるようになった。

 ほかにも、インデント構文の改訂、useバインディングの破棄、2進数形式で使用可能なフォーマット指定子への%Bパターンの追加、ラムダ引数をコールサイトでインライン化する必要があることをコードによってオプションで示せる、新たな宣言型機能の追加、生成リストと配列式のコンパイル済み形式の高速化など、さまざまな機能追加・改善が行われている。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/15058 2021/10/21 10:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング