米Microsoftは、コードエディタVisual Studio Code向けJava機能の10月版アップデートを、11月24日(現地時間)に発表した。
直近でリリースされた、Java言語サーバのバージョン1.0では、オートコンプリートのパフォーマンスが大幅に改善され、型やコンストラクタ名の補完といった一般的なシナリオでは、コード補完のパフォーマンスがバージョン0.80/0.81/0.82と比較して大幅に向上した。
そのほか、最近のリリースで行われたおもな変更としては、バージョン0.81.0における不要なURIの処理を削除することで、Windowsプラットフォームにおけるパフォーマンスを向上するとともに、定数フィールドの補完時に行われる、補完ポップアップでの提案されたフィールド名とその定数値の表示に時間がかかる問題の改善、バージョン0.82.0における一般的なスニペット処理の、解決段階までの延期、匿名コンストラクタへの最適化、バージョン1.0.0におけるコード補完での検索パフォーマンスの向上などが行われている。
先に述べたように、オートコンプリートは大幅に高速化されたものの、パフォーマンス改善はまだ完了していないため、引き続き最適化を行っていくという。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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