米Googleは、Google Cloud Spannerのための、Rubyに対応したActive Recordアダプタの一般提供を、12月11日(現地時間)に発表した。
Active Recordは、Ruby on Railsにバンドルされている強力なオブジェクトリレーショナルマッピング(ORM)ライブラリで、基盤となるデータベースを抽象化し、スキーマ変更の自動生成やスキーマバージョン履歴の管理といった機能を備えている。
今回の、Active Recordアダプタの一般提供によって、RubyアプリケーションがORMを通じて、Google Cloud Spannerの高可用性と外部一貫性の利用が可能になった。
Rubyに対応したActive Recordアダプタは、ruby-spanner-activerecordとしてリリースされており、Active Record 6.0.xとRuby 2.6および2.7、Active Record 6.1.xとRuby 2.6以降をサポートしている。
なお、Google Cloud Spannerはデータベース内のシーケンス、ID列、またはその他の値ジェネレータをサポートしていないため、主キーの値は自動生成されないなど、いくつかの制限も存在する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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