米Dockerは、NVIDIA GPUでのDocker Desktopにおいて、WSL 2におけるGPUサポートが利用可能になったことを、12月15日(現地時間)に発表した。
今回の、WSL 2におけるGPUサポートは、Windows 11ならWindows Insiderプログラムに参加することなく、Docker DesktopでGPUが利用できるようになったこと、NVIDIA CUDAドライバのリリース、Docker Desktop 3.1以降におけるGPUサポートの統合によって実現されている。
NVIDIA CUDAドライバを利用することで、高度な並列化が可能になっており、暗号化ツールの実行や機械学習などで効果を発揮する。NVIDIAによれば、Docker環境でもネイティブに近いパフォーマンスを達成しているという。
開発者にとっては、Docker Desktopを使用することによって、コードをローカルで実行し、選択したインフラストラクチャにデプロイできるようになる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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